寝起きの首痛は枕が原因?目覚めスッキリストレッチ4選

  • 毎朝起きると首が痛い。
  • 夜も首が痛くて眠れなくなってきた。
  • 枕が合わないから?

このような悩みを抱えていませんか?

朝は一日のはじまり。

できることなら、スッキリ目覚めたいですよね。

この記事では、寝起きの首痛は枕が原因?目覚めスッキリストレッチ4選をご紹介します。

是非、参考にしてみてください。

1.寝起きの首の痛みは枕のせい?

寝起きに首が痛いと決まって、枕のせいにするのはなぜでしょう?

日中は痛みはないが、寝起きだけ首が痛い人は、寝ているときに原因があると考えがちです。

すると、寝具や寝ている姿勢に問題があると考えるはずです。

そして、枕やマットを変えることを検討します。

実際に自分に合った寝具に変えたけど、効果がなかったと言う患者さんが多い印象です。

自分に合った寝具に変えたから痛みがなくなると考えるのは、ナンセンスです。

寝具だけの問題ではないのです。

確かに寝具選びは重要ですが、それ以前に首を動かす習慣をつけた方がいいです。

2.寝起きの首の痛みの原因

2-1.疲労の蓄積

疲労の蓄積

一番の原因は、日頃の疲労の蓄積です。

特にデスクワークなど一日中座って過ごすことが多い人に起こりやすいです。

猫背、頭が前に出る、顎が上がるような悪い姿勢を長時間続けると、過度な負担が首にかかります。

寝ているときは、休んでいるように思いますが、じっとしていますので、首の筋肉を動かしていないことになります。

日頃から首を動かしていない上に寝ているときも動かせないので、余計筋肉が固まります。

そのため、起きたときに痛みを感じるのです。

日中は痛みが和らぐ場合は、筋肉疲労と考えて良いでしょう。

2-2.寝違え

変な体勢で寝た場合に寝違えが起こります。

寝ているときは無意識なので、どんな体勢で寝ているのかはわからないと思います。

普段は首の痛みがないのに、朝起きたら突然痛くなったときは、寝違えと考えていいでしょう。

2-3.寝具が合わない

そもそも寝具が合わない場合もあります。

今まで慣れている枕を変えたり、ホテルの柔らかいベッドで寝て以来痛みがある場合などです。

枕の高さが高いと痛みが出やすいです。

高い枕は、首の筋肉が長時間引き伸ばされた状態になるためです。

心当たりがある場合は、枕の高さを少し低めに設定してみてください。

3.目覚めスッキリストレッチ4選

3-1.首を前に倒すストレッチ

首を前に倒すストレッチ

1.椅子に座って背筋を伸ばし、両手を頭の後ろで組みます。

首を前に倒すストレッチ

2.両手で頭を押して首を前に倒し、首の後ろを20秒伸ばします。

猫背にならないように、3セット行います。

3-2.首を横に回すストレッチ

首を横に回すストレッチ

1.左手で右手を持ち固定します。

2.首を左に回し左前に倒して、右首から肩ラインを20秒伸ばします。

3.反対側も同じように伸ばします。

3セット行います。

3-3.首を横に倒すストレッチ

首を横に倒すストレッチ

1.右手で左側頭部を押して、左首から肩のラインを20秒伸ばします。

2.反対側も同じように伸ばします。

3セット行います。

3-4.背中と肩を伸ばすストレッチ

背中と肩を伸ばすストレッチ

1.足を肩幅に開き、背中をまっすぐ伸ばして立ちます。

2.両手を前で組みます。

背中と肩を伸ばすストレッチ

3.組んだ手を肩からまっすぐ伸ばし、腕と背中を遠ざけるようにしながら、肩から背中を20秒伸ばします。

3セット行います。

背中を丸めることで、筋肉が伸びやすくなります。

4.まとめ

いかがでしたか?

寝具の見直しも必要なことですが、まずは何が原因なのか考えることが大切です。

特にデスクワークの方は、日頃の悪い姿勢が少なからず寝起きの首の痛みに影響していることを認識し、毎晩ストレッチを継続してみてください。

それでも改善しない場合は、ご相談ください。

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