【症例】バイクのヘルメットの重みによる首痛、頚椎ヘルニアによる腕と指のしびれ 40代男性

主訴

  • 10年前に頚椎ヘルニアと診断され、手術レベルと言われたことがある。
  • この10年間症状は落ち着いていたが、最近特にひどくなった。
  • コロナの影響で副業を始め、バイクに乗ることが増え、ヘルメット被ると重みで首が痛く、腕と指がしびれる。

症状

ヘルメットを被ったときに首が痛い。

首と肩の境目あたりが特に痛い。

前腕~親指までピリピリとしたしびれが走る。

トリガーポイント鍼療法

  • 僧帽筋トリガーポイント
  • 肩甲挙筋トリガーポイント
  • 頚板状筋トリガーポイント

施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、頚板状筋、頭半棘筋、三角筋、前腕筋など。

首から肩にかけて多くの筋肉があります。

表面にある大きな筋肉の僧帽筋、その奥に小さな筋肉の肩甲挙筋や頚板状筋があり、そこに原因がありました。

首の筋肉は、重い頭を支えているので、ヘルメットの重みで負担がかかっていると考えられました。

それらの筋肉に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり刺激を入れる。

2回目:鍼治療後かなり良くなったが、数日で元に戻った。鈍痛が二の腕までくる。

3回目:首と肩の痛みが軽減した。前腕の痛みが気になるようになってきた。

4回目:かなり改善した。前腕に違和感がある程度。

5回目:しびれが消失。普段通りの生活が問題なく送れている。

6回目:1ヵ月後に来院。凝りが気になるので、メンテナンスに来た。

まとめ

週1で鍼治療を行い、現在は凝りが気になるとメンテナンスに来られています。

首の痛み、しびれとも改善しました。

同じような症状でお困りの方は、ご連絡ください。

首の痛みについて詳しくはこちら

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