【症例】頚椎椎間板ヘルニアによる左人差し指と中指のしびれ 50代男性

主訴

  • 4ヵ月前から症状がある。
  • 頚椎椎間板ヘルニアと診断された。
  • 座って前傾姿勢で前を向く姿勢が辛い。
  • 歩いていると、30歩前後で肩から指先までしびれが走る。
  • 普段座っていることが多いため、座ったときに出るしびれを何とかしてほしいとの思いで来院。

症状

常に左人差し指と中指がしびれている。

左肩甲骨の外側~二の腕、前腕、指へとしびれがきている感覚がする。

首を後ろに倒すと肘から指先にしびれが出る。

左に振り向き、首を後ろに倒すとしびれが強くなる。

トリガーポイント鍼療法

  • 肩甲挙筋トリガーポイント
  • 頚板状筋トリガーポイント

施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、頚板状筋、多裂筋、棘下筋、三角筋、前腕伸筋など

首の動きにより、しびれが強くなるため、首に原因がありました。

その中でも肩甲挙筋と頚板状筋にトリガーポイントがある可能性が高いと考え、治療しました。

症状経過

1.2回目:良くなっている感じがする。しびれが減ってきた。歩くとしびれがまだある。

3回目:良くなっている。長い距離を歩けるようになった。首を後ろに倒すと重だるい。

4回目:以前は、常にしびれがあったが、中指が多少しびれる感じ。座っているときに首が前に出る姿勢にするとしびれがまだある。

5回目:全体的にしびれが減った。次回から治療間隔を2週間にあける。

6回目:首を後ろに倒しにくい。

7回目:歩くとしびれは若干ある。今はしびれより重さが気になる。

8回目:調子良い。安定している。

9回目:しびれなし。歩くと重くなる程度。終了。

まとめ

最初の5回は、週一、その後2週に1回の治療を行いました。

治療をしていくごとにしびれの強さが減少していき、9回でしびれが消失しました。

治療の途中で悪化することなく、自然と治りました。

まずは、5回通っていただき、症状の経過をみるようにしています。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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