【症例】再発した朝の手のしびれ、首の痛み 60代女性

主訴

  • 半年前、朝手がしびれ、MRIで頚椎が狭くなっていると言われ、様子を見ていたら症状が落ち着いていた。
  • 3ヵ月後症状が再発し、マッサージや電気治療をしても改善せず、首をタオルで固定していたら、逆に筋肉がカチカチになり、症状が悪化。
  • 何とかならないかと来院。

症状

しびれは、手の甲と手のひら側で指先はしびれない。

しびれを感じない時間帯もある。

日によって症状が変化する。

肩が良く凝る。

左に首を倒すと右の首筋が痛い。

痛みに過敏になっている。

トリガーポイント鍼療法

  • 僧帽筋トリガーポイント
  • 肩甲挙筋トリガーポイント

施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、頚板状筋、菱形筋など

肩、首こり、筋肉の緊張を緩和するため、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:初めての鍼治療で恐怖心があったため、細い鍼を使って施術。

2回目:若干しびれが残っている状態になり、首の痛みも軽減された。筋肉の緊張も緩和。

3回目:しびれが少し強くなった。整体より鍼治療の方が合う。

4回目:かなり楽になった。首の不安感がなくなった。一旦様子見。

まとめ

2週間に1回のペースで施術しました。

不安感のため、首を動かさないように固定していたせいで、カチカチに固まっていた筋肉も鍼治療により柔らかくなりました。

それと同時にしびれと首の痛みも軽減しました。

過度な不安は、逆に症状の悪化を招くケースも多々あります。

同じような症状でお困りの方は、我慢せずご連絡ください。

首の痛みについて詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

なかいし鍼灸院