【症例】スマホやパソコン使用による首の痛み 30代女性

主訴

  • 2年前から慢性的な首の痛みに悩まされている。
  • 日頃からパソコン、スマホ使用が多く、姿勢の悪さや猫背が原因。
  • 就寝時と起床時が特に痛い。
  • よく寝違える。
  • 筋膜リリースに興味があり、来院。

症状

首は、前に曲げる動作、後ろに倒す動作で痛い。

左に首を倒すと右の首筋が痛い。

トリガーポイント鍼療法

  • 僧帽筋トリガーポイント
  • 肩甲挙筋トリガーポイント

施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、板状筋、頭半棘筋、菱形筋など

僧帽筋や肩甲挙筋、板状筋は、悪い姿勢を長時間続けることによってトリガーポイントができます。

それらの筋肉を中心に鍼治療をしました。

症状経過

1回目:鍼後3日良かった。今は元に戻った感じ。週1で続ける。

2回目:やはり鍼後3日で元の状態に戻る。

3回目:今回は右首を中心に痛みを感じる。

4回目:畳の上で寝ていて寝違えてしまった。右の肩甲骨の間が痛い。

5回目:元々ある肩こりが楽になってきた。

6回目:2週間空いた。肩の張りが気になる。

7回目:右首だけ痛い。痛みは減っている。もう少し首をスッキリさせたい。

8回目:首を動かすと肩甲骨にピリッとくるがだいぶ良くなった。

9回目:まだ首をスッキリさせたいがほとんど良くなった。

まとめ

週1で約2ヶ月通院されました。

施術を開始して初期は、良かったり悪かったりを繰り返す時期です。

この時期を乗り越えると、快方に向かいます。

まずは、なかなか良くならないからと中止するのではなく、今回のように根気強く続けていくことが大切です。

長年の症状は、なおさらです。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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