首の後ろがしびれる!首や脳の病気ではない筋肉のしびれとは?

  • 首の後ろがしびれる。
  • 首の後ろにしこりがある。
  • 腕の方まで痛みを感じる。
  • これって首や脳の病気では?

このような悩みを抱えていませんか?

首がしびれると、ヘルニアや脳の病気ではないかと不安な気持ちになりますよね。

首の後ろがしびれる原因として、一番可能性が高いのが「筋肉からのしびれ」です。

この記事では、首の後ろがしびれる原因は、筋肉からのしびれである理由について書いています。

是非、参考にしてみてください。

1.首の後ろがしびれる首や脳の病気

首の後ろがしびれるとき、ほとんどが首や肩の凝りからくるしびれです。

しかし、中には首や脳の病気の場合もあります。

1-1.頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアとは、首の背骨と背骨の間にあるクッションの役目をする椎間板が後方に飛び出して、脊髄神経を圧迫する病気です。

40代以降に多く、主な症状は、運動麻痺や感覚異常が現れます。

それに伴い、痛みやしびれも生じます。

首の後ろがしびれる場合は、腕や指先にもしびれが現れていることが多く、首だけがしびれることはあまり考えられません。

不安な場合は、整形外科で検査してもらうと安心でしょう。

1-2.脳梗塞

首だけが単独でしびれることはほぼないです。

手足がしびれたり、その他体の不調が現れるはずです。

1-3.頚腕症候群

一番可能性の高い病気が頚腕症候群です。

頚腕症候群とは、首や肩の凝りからくる首、肩、腕の痛みやしびれを伴う病気です。

神経や骨に原因があるのではなく、筋肉に原因があります。

日頃から首や肩が凝りやすい人になりやすい症状です。

2.一番可能性が高い頚腕症候群とは

頚腕症候群は、非常にアバウトな病名です。

首や腕の痛みやしびれが現れる首の病気は、頚椎椎間板ヘルニアや胸郭出口症候群などが代表的ですが、検査をしても異常がみられないものが数多く存在します。

それを頚腕症候群としてまとめていいます。

いわゆる首や肩の筋肉の凝りが原因であるということです。

パソコンやデスクワークなど日頃から肩が凝りやすい姿勢を続けていると、頚腕症候群になります。

3.神経よりも筋肉からのしびれ

神経よりも筋肉からのしびれ

しびれと聞くと神経では?と思いがちですが、筋肉の凝りからしびれが発生することがあります。

筋肉が硬くなると血行が妨げられ、カチカチの凝りが発生します。

筋肉や筋膜の隙間には細かな神経が通っているので、知らず知らずのうちに神経が圧迫されてしまいます。

その結果、首の後ろがしびれる症状が現れます。

この画像のように、筋膜が分厚くなり凝りが神経を圧迫するのです。

今までの生活習慣を続ける限り、放置していても治りません。

まずは、首の後ろを伸ばすストレッチを行い、筋肉の緊張を解いていきましょう。

4.首の後ろを伸ばすストレッチ

首の後ろを伸ばすストレッチ

1.椅子に座って背筋を伸ばし、両手を頭の後ろで組みます。

首の後ろを伸ばすストレッチ

2.両手で頭を押して首を前に倒し、首の後ろを20秒伸ばします。

猫背にならないように注意して3セット行ってください。

痛みやしびれが出る場合は、中止してください。

5.まとめ

いかがでしたか?

首の後ろがしびれても首や脳の病気ではなく、筋肉の凝りであることが理解できたと思います。

首や肩が凝りやすい環境にいる場合は、放置するのではなく、自分でストレッチをして柔らかくしてみてください。

それでも、首の後ろのしびれが改善しない場合は、ご連絡ください。

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