【症例】頚性めまい、首の痛みと肩こり 20代女性

主訴

  • 10年前から慢性的に肩こりがある。
  • 5年前から首の痛みを感じるようになった。
  • 最近めまいがするようになった。
  • 学生の頃に首を傷めたことがある。

症状

首を前後に動かすと痛い。

右に首を捻ると右の首筋が痛い。

つっかえる感じの痛み。

横に丸まってくしゃみをすると痛い。

特に仕事中頭が重くめまいがして、同時に頭痛もあり痛み止めを飲むほどである。

トリガーポイント鍼療法

  • 肩甲挙筋トリガーポイント
  • 頭半棘筋トリガーポイント

施術部位

肩甲挙筋、頭半棘筋、僧帽筋、板状筋、菱形筋、多裂筋など

首を触ると、特に首の横にある肩甲挙筋と首の中心部にある頭半棘筋の緊張が強く、首と肩のトリガーポイントをメインに施術しました。

症状経過

1回目:鍼の経験はあるが、ここまでピンポイントで響く鍼は初めて。

2回目:前回の鍼後、めまいと頭痛の回数が減った。肩のこりがどこかわからなかったが、はっきりわかるようになってきた。左肩が凝りやすい。

3回目:首の痛みが治まってきた。めまいはなくなった。今は少しの頭痛と全体的に肩が張っている。

4回目:今日の鍼がポイントに一番響く。初回に比べてかなり楽になった。一旦様子見。

まとめ

隔週で期間は約2ヶ月です。

めまいがすると、まず脳外科を受診してください。

そして脳に異常がない場合は、頚性めまいの可能性が高いです。

頚性めまいとは、首の異常によるめまいです。

多くの方が首の痛みや凝りを自覚しています。

慢性的にひどくなると、頭痛やめまいを併発することがあります。

もし同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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