【症例】夜中眠れない首の痛み 50代女性

主訴

  • 3日前に首の違和感があり、翌日激痛となり、昨日整形外科でレントゲンを撮った。
  • 骨には異常なく、アレルギーがあるので注射や痛め止めが打てないとのこと。
  • 鍼治療で何とか痛みを取ってほしいと当院へ来院。

症状

首は角度によって激痛となる。

特に後ろに首を倒す、首を左に捻る動きは痛みが強く、可動域制限がある。

痛みは左首すじラインに集中している。

トリガーポイント鍼療法

  • 頭半棘筋トリガーポイント
  • 胸鎖乳突筋トリガーポイント

施術部位

頭半棘筋、胸鎖乳突筋、肩甲挙筋など。

触診の結果、首すじの筋肉である頭半棘筋を触ると激痛、そして浮腫みがあり、この部分に痛みが集中していました。

他の筋肉はそこまで悪くなっていないと判断し、頭半棘筋をメインにトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:翌日来院。昨夜は少し痛みが緩和されていた。瞬間的な動きで痛みがある。仰向けで眠れない。右下にして横になると楽だった。相変わらず痛みの強さはある。

3回目:翌日来院。夜眠れるようになった。初回より可動域制限が広がった。

4回目:調子良くなった。終了。

まとめ

激痛のため一日で早く痛みから解放されたいとのことで、毎日治療を行いました。

寝違えたわけではありませんが、寝違えと同じ状態でした。

我慢していると慢性的な首の痛みになってしまうので、早めに対処すべきです。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

首の痛みについて詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

なかいし鍼灸院