

当院は、広島市中区上八丁堀にある耳鳴り・突発性難聴の鍼治療を行っている鍼灸院です。
突発性難聴の治療では、ステロイドの内服や点滴、循環改善薬、ビタミン剤、高気圧酸素療法などが行われますが、病院での治療と併用しながら鍼治療を受けるという選択肢もあります。
当院には、
- 薬を飲んでいるけれど、聞こえ方がほとんど変わらない。
- 少し聞こえるようになったものの、耳鳴りや耳の詰まりが残っている。
- 軽度と言われたけれど、数週間経っても元の聞こえ方に戻らない。
- 病院での治療が終わったけれど、このまま様子を見ていてよいのか不安。
といった悩みを抱えた方が来院されています。
突発性難聴というと、突然聞こえなくなる重度の難聴をイメージするかもしれません。
しかし実際には、聞こえにくさは軽いものの、耳鳴りや耳の詰まり、音の響きなどが残り、「軽度だからすぐに治ると思っていたのに、なかなか改善しない」と悩んでいる方もいます。
一方で、高度な難聴があり、病院でステロイドの内服や点滴、高気圧酸素療法などを受けても十分に改善せず、他にできる治療を探して来院される方もいます。
このように当院では、軽度の症状が残っている方から病院での治療後も強い難聴が残っている方まで、さまざまな状態の突発性難聴を施術しています。
突発性難聴は、発症からできるだけ早く適切な治療を受けることが重要です。
当院でも、まずは耳鼻咽喉科で診断・治療を受けていただき、鍼治療を希望される場合には、病院での治療と並行してできるだけ早い段階から治療を開始することが改善への近道と考えています。
また当院には、広島市内だけでなく、県内の遠方地域や県外から来院される方もおられます。
仕事や家庭の都合、通院距離などが理由で定期的な通院が難しい方には、通院できる期間に合わせた治療プランもご用意しています。
治療を諦めて後悔することがないよう、ご自身が通院できる期間の中で治療に取り組んでいただけます。
このページでは、突発性難聴の原因や症状、病院で行われる治療、当院がこれまでの臨床経験から重視していること、鍼治療の方法、通院方法などについて詳しく解説しています。
是非、来院を検討する際の参考にしてください。
突発性難聴とは
突発性難聴とは、ある日突然、片方の耳が聞こえにくくなる病気です。
- 朝起きたら片耳が聞こえにくくなっていた。
- 電話を耳に当てたとき、片方だけ聞こえ方がおかしいことに気づいた。
- 突然耳が詰まったようになり、その後聞こえにくくなった。
といった形で発症します。
一般的には片耳に起こることが多く、難聴の程度には個人差があります。
ほとんど聞こえないほど聴力が低下する方もいれば、「聞こえてはいるけれど、左右で聞こえ方が違う」「会話はできるけれど、耳が詰まった感じが取れない」というように症状に幅があります。
そのため、軽度の場合は難聴だと気づかず、耳の詰まりや耳鳴りだけだと思って様子を見てしまい、発症時は軽度であっても、その後さらに聴力が低下する場合もあります。
また、聞こえにくさだけでなく、
- 耳鳴り
- 耳の詰まり(耳閉感)
- 音が響く、割れて聞こえる
- 音が二重に聞こえる
- めまい、ふらつき
などを伴うことがあります。
突発性難聴で特に重要なのが、発症から治療を開始するまでの期間です。
一般的に治療開始が早いほど回復しやすく、発症から時間が経過するほど聴力の回復が難しくなる傾向があります。
しかし、軽度であってもなかなか改善しない方がいる一方で、重度の難聴から大きく回復する方もいます。
そのため、軽いから大丈夫と自己判断せず、早い段階から適切な治療を受け、その後の聴力の変化を確認していくことが重要です。
突発性難聴の原因
突発性難聴は、現在もはっきりとした原因が分かっていない病気です。
ある日突然聞こえにくくなるため、
「なぜ自分が突発性難聴になったのだろう。」
「仕事のストレスが原因だったのではないか。」
「最近ほとんど休めていなかったことが関係しているのではないか。」
と考える方もいると思います。
突発性難聴が起こる仕組みとしては、主に内耳の血流障害やウイルス感染などが考えられていますが、どれか1つが原因と特定されているわけではありません。
また、ストレスや過労、睡眠不足などとの関連も指摘されています。
実際に当院へ来院される患者さんからも、
- 発症前は仕事がかなり忙しかった。
- 強いストレスが続いていた。
- 残業が続き、睡眠時間が短くなっていた。
- 仕事や家庭のことで十分に休めていなかった。
といったお話をよく伺います。
ストレスや睡眠不足、過労が続けば、自律神経や血圧など身体のさまざまな働きに影響します。
そのため、こうした状態が突発性難聴の発症に何らかの形で関係している可能性は考えられますが、ストレスや過労が直接突発性難聴を引き起こすと断定することはできません。
大切なのは、原因を1つに決めつけることではなく、突発性難聴が起きた場合には原因探しに時間をかけず、まず耳鼻咽喉科で適切な検査と治療を受けることです。
当院でも、発症前の仕事や生活状況、睡眠、ストレスなどについて確認しますが、それだけで原因を判断するのではなく、現在の聴力や耳鳴り、耳閉感、めまいなどの症状、発症からの経過なども確認したうえで治療を行っています。
突発性難聴の症状
突発性難聴の代表的な症状は、突然起こる片耳の聞こえにくさです。
しかし、症状の現れ方は人によって異なり、難聴だけでなく、耳鳴りや耳の詰まり、音の響き、めまいなどを伴うことがあります。
主な症状には、
- 片耳が聞こえにくい
- 左右で聞こえ方が違う
- 耳鳴りがする
- 耳が詰まった感じがする(耳閉感)
- 音が響く、割れて聞こえる
- 音が二重に聞こえる
- 高い音や低い音だけ聞こえにくい
- 自分の声が響いて聞こえる
- めまい、ふらつきがある
などがあります。
重度の場合は、発症した耳がほとんど聞こえなくなり、会話にも支障が出ることがあります。
一方、軽度の場合は、会話ができる程度の聴力が残っているため、難聴そのものよりも耳鳴りや耳の詰まり、音の響きなどを強く感じることがあります。
また、突発性難聴では、聴力と自覚症状が必ずしも同じように変化するとは限りません。
聴力検査の数値が改善しても耳鳴りや耳閉感が残る方もいれば、反対に聴力には大きな変化がなくても、耳鳴りや耳の詰まり、音の響き方などが先に変化する方もいます。
当院でも治療経過を確認する際には、聴力検査の数値だけでなく、
- 聞こえ方の変化
- 耳鳴りの大きさや音の変化
- 耳閉感
- 音の響き方
- めまいやふらつき
などの自覚症状についても確認しています。
突発性難聴の重症度
突発性難聴は、聴力低下の程度によって重症度が分けられます。
一般的には、純音聴力検査で測定した聴力レベルをもとに、Grade1~Grade4の4段階に分類されます。
日本で行われた突発性難聴310例の調査では、初診時の重症度別の完全回復率は以下のように報告されています。(参考文献:Kitoh et al., Idiopathic sudden sensorineural hearing loss in Japan, Acta Otolaryngol, 2014)
| 重症度 | 平均聴力レベル | 完全回復率 |
| Grade1 | 40dB未満 | 67% |
| Grade2 | 40dB以上60dB未満 | 37% |
| Grade3 | 60dB以上90dB未満 | 32% |
| Grade4 | 90dB以上 | 4% |
数字が大きくなるほど聴力低下の程度が強く、Grade4では非常に強い難聴が生じています。
一般的に、難聴の程度が軽いほど回復しやすく、重度になるほど回復が難しくなる傾向があります。
ここでいう完全回復とは、聴力が正常範囲まで戻る、または反対側の耳と同程度まで改善することを指します。
ただし、完全回復しなかった方がすべて改善しなかったわけではありません。
Grade4では完全回復した方は24人中1人でしたが、著明改善が9人、軽度改善が7人みられています。
つまり、重度であっても聴力が改善する可能性は残されています。
反対にGrade1でも完全回復率は67%であり、軽度だから必ず元の聴力まで戻るわけではありません。
当院でも、発症時には重度の難聴だったものの、その後数日間で聴力が大きく改善したケースを経験しています。
また、発症時は軽度であったにもかかわらず、その後さらに聴力が低下し、数日後の検査では重症度が上がっていたケースもあります。
そのため、発症時の重症度だけを見て、その後の経過を判断することはできません。
突発性難聴の経過を見るうえでは、重症度だけでなく、発症から治療開始までの期間、めまいの有無、年齢、その後の聴力の変化などを合わせて確認することが重要です。
特に発症から1~2週間程度は聴力が変化することがあるため、最初の検査結果だけではなく、その後の聴力検査でどのように変化しているのかを確認していくことが大切です。
突発性難聴の治療
突発性難聴と診断された場合、できるだけ早く治療を開始することが重要です。
病院では、主にステロイドを中心とした治療が行われます。
ステロイド治療
突発性難聴の治療では、ステロイドの内服や点滴が広く行われています。
難聴の程度や全身状態などによって治療方法は異なりますが、軽度から中等度では内服、重度の場合には点滴治療や入院治療が選択されることもあります。
ステロイドは、一定期間使用した後、徐々に量を減らして終了することがあります。
また、糖尿病などの持病がある場合やステロイドの副作用が問題となる場合には、治療方法を慎重に検討する必要があります。
鼓室内ステロイド
ステロイドを鼓膜から中耳へ直接注入する鼓室内ステロイド治療が行われることもあります。
内服や点滴による治療で十分な改善がみられなかった場合の追加治療として検討されるほか、全身へのステロイド投与が難しい場合などに選択されることがあります。
高気圧酸素療法
高気圧酸素療法は、高い気圧の環境で高濃度の酸素を吸入する治療です。
突発性難聴では、ステロイド治療と組み合わせて行われることがあります。
特に難聴の程度が強い場合などに検討されることがありますが、実施できる医療機関が限られているため、すべての方が受ける治療ではありません。
その他の薬
病院ではステロイド以外にも、
- ビタミンB12製剤
- 循環改善薬
- ATP製剤
などが処方されることがあります。
症状や医療機関によって治療内容は異なります。
病院治療で改善しない場合
突発性難聴は、早期に治療を開始すれば必ず元の聴力まで回復する病気ではありません。
ステロイドの内服や点滴を受けても、
「ほとんど聞こえ方が変わらない。」
「少し改善したところで止まってしまった。」
「聴力は改善したけれど、耳鳴りや耳の詰まりが残っている。」
という方もいます。
このような場合でも、自己判断で病院治療を中断するのではなく、まず聴力検査で実際にどの程度変化しているのかを確認することが大切です。
そのうえで、鼓室内ステロイドや高気圧酸素療法など、追加できる治療があるか確認していきます。
当院には、こうした病院での治療と並行して鍼治療を受ける方や、一通り病院での治療を受けても難聴、耳鳴り、耳閉感などが残り、他にできる治療を探して来院される方がおられます。
病院で行う治療と鍼治療のどちらか一方を選ぶのではなく、発症早期には病院で必要な治療を受けながら、鍼治療を併用することも選択肢の1つと当院では考えています。
当院の突発性難聴に対する鍼治療
当院では、突発性難聴に対して耳の周囲だけに鍼をするのではなく、首や肩を含めた身体の状態を確認したうえで治療を行います。
これまで多くの突発性難聴の患者さんを施術してきた中で、特に重要だと考えているのが、耳周囲の血流と首周囲の筋緊張です。
実際に当院へ来院される患者さんをみていると、
- 発症前から首や肩のこりが強かった
- 仕事が忙しく、長時間同じ姿勢が続いていた
- 発症前に睡眠不足や強い疲労が続いていた
- 耳の症状とともに首周囲の張りや違和感がある
といった状態がみられることがあります。
中でも当院が重視している筋肉が、首の前側から耳の後ろにかけて付着する胸鎖乳突筋です。
胸鎖乳突筋とトリガーポイント
胸鎖乳突筋は、頭を回したり首を支えたりする大きな筋肉です。
その胸鎖乳突筋をはじめとした筋肉には、トリガーポイントと言われるコリが形成されていることがあります。
当院では、日本整形内科学研究会の考え方をもとに、筋膜などの組織に生じる癒着や滑走性の低下にも着目しています。
筋膜は筋肉を包みながら身体のさまざまな組織とつながっています。
長時間同じ姿勢が続いたり、筋肉に繰り返し負担がかかったりすると、筋肉や筋膜の柔軟性が低下し、組織同士の滑走性が悪くなることがあります。
こうした部位には、押すと強い痛みや違和感が生じるトリガーポイントがみられることがあります。
また、トリガーポイントでは、その場所だけではなく、離れた場所に痛みや違和感が現れることがあります。
これを関連痛といいます。
当院が突発性難聴の治療で胸鎖乳突筋を重視しているのは、こうした理論だけが理由ではありません。
これまで突発性難聴の患者さんを施術してきた中で、胸鎖乳突筋に強い緊張やトリガーポイントがみられるケースを数多く経験してきたためです。
また、治療を続ける中で、胸鎖乳突筋など首周囲の状態が変化するとともに、耳鳴りや耳閉感、聞こえ方などにも変化がみられるケースを経験しています。
こうした臨床経験から、当院では耳周囲だけではなく、胸鎖乳突筋をはじめとした首周囲の状態も確認し、必要な部位へ鍼治療を行います。
病院では、ステロイドなどの薬を使用して突発性難聴に対する治療を行います。
一方、鍼治療では薬を使用するのではなく、実際に身体を触診し、筋肉の緊張や筋膜の状態、トリガーポイントなどを確認しながら身体へ直接アプローチすることができます。
病院治療と鍼治療では身体へのアプローチ方法が異なるため、当院では病院で必要な治療を受けながら鍼治療を併用することにも意味があると考えています。
超音波エコーを使用した鍼治療
当院では、突発性難聴の鍼治療を行う前に、必要に応じて超音波エコーを使用して首周囲の状態を確認します。
鍼灸治療というと、施術者が手で筋肉を触り、硬くなっている場所を確認して鍼をするイメージがあると思います。
当院でも触診は非常に重要にしています。
しかし、手で触れるだけでは、身体の内部がどのような状態になっているのかをすべて確認することはできません。
そこで当院では超音波エコーを使用し、
- 筋肉の状態
- 筋膜の状態や癒着
- 血管の位置
- 鍼治療を行う周囲の組織
などを画像で確認します。
特に突発性難聴では、当院が重要視している胸鎖乳突筋をはじめとした首周囲の状態を確認するためにエコーを活用しています。
まず触診によって筋肉の緊張やトリガーポイントなどを確認します。
そのうえでエコーを使用して身体の内部を画像で確認し、触診で得られた情報とエコーで確認した情報の両方をもとに、治療する部位を判断します。
つまり、
触診で身体の状態を確認する
⬇️
エコーで筋肉・筋膜・血管などを確認する
⬇️
両方の情報をもとに治療部位を決める
⬇️
鍼治療を行う
という流れです。
首には頸動脈をはじめとした血管や神経など重要な組織があります。
エコーを使用することで、こうした組織の位置関係も確認できます。
当院では他の症状に対して、必要に応じてエコーで確認しながら鍼を刺入する治療を行うこともあります。
一方、突発性難聴の場合は、基本的に鍼をする前に身体の状態をより確実に確認し、治療する部位を判断するためにエコーを使用しています。
触診だけで判断するのではなく、画像で確認できる情報も加えたうえで治療部位を決めることが、当院の突発性難聴に対する鍼治療の特徴の1つです。
発症時期や症状に合わせて治療内容を調整
突発性難聴は、同じ診断名であっても来院時の状態は一人ひとり異なります。
例えば、発症から数日の方と発症から1ヶ月経過した方では、治療を考えるうえでの状況が異なります。
また、
- 高度な難聴が残っている
- 軽度だが数週間改善していない
- 聴力は改善したが耳鳴りが残っている
- 耳閉感や音の響きが強い
- めまいやふらつきが残っている
など、来院時に残っている症状も異なります。
さらに、これまでにステロイドの内服や点滴、鼓室内ステロイド、高気圧酸素療法など、どのような病院治療を受けてきたのかも確認します。
当院では、発症からの期間、聴力検査の結果、これまで受けた治療、現在残っている症状、その後の経過などを確認したうえで、治療する部位や刺激量を調整します。
突発性難聴だからといって、すべての方に同じ治療をするわけではありません。
また当院では、通常の基本治療に加えて、治療内容をより充実させた特別治療を行っています。
特別治療では、基本治療よりも使用する鍼の本数を増やし、より多くの刺激を加えます。
ただし、特別治療を1回受ければ、基本治療を何回も受ける必要がなくなるという考えではありません。
当院ではこれまでの臨床経験から、突発性難聴では1回の治療内容だけでなく、治療回数を確保することも重要だと考えています。
そのため、定期的に通院できる方には、基本治療を継続して受け、必要な治療回数を確保していただくことをおすすめしています。
一方で、仕事や家庭の都合、遠方からの来院などにより、定期的な通院が難しい方もいます。
そのような場合には、十分な治療回数を確保できない分、1回の治療内容をより充実させることで補うという考えから特別治療を行います。
2週間の集中治療や、継続通院が難しい遠方の方向けの短期集中治療では、この特別治療を行います。
治療中に確認している変化
突発性難聴の回復は、治療するたびに聴力が一定のペースで改善していくとは限りません。
当院ではこれまで、数回治療してもほとんど変化がみられなかったものの、その後数日間で聴力が大きく改善したケースも経験しています。
また、聴力検査の数値が変化する前に、
- 耳鳴りの大きさや音質が変わる
- 耳の詰まりが軽くなる
- 音の響き方が変わる
- 聞こえる音域が広がる
など、自覚症状から変化することもあります。
反対に、本人には大きな変化の実感がなくても、聴力検査では改善していることもあります。
そのため当院では、症状が「ある・ない」だけではなく、症状に変化が出ているかどうかも重視しています。
例えば、
・耳鳴りが毎日同じ大きさなのか、日によって変化するようになったのか。
・耳閉感が常に一定なのか、一時的でも軽く感じる時間が出てきたのか。
・今まで聞こえなかった音が少し聞こえるようになったのか。
といった変化も確認します。
こうした小さな変化も現在の治療を継続するのか、治療内容や通院頻度を見直すのかを考えるうえで重要な判断材料の1つになります。
そのため、治療中は耳鼻咽喉科で定期的に聴力検査を受けていただきながら、当院でも聞こえ方や耳鳴り、耳閉感、音の響き、めまいなどの変化を細かく確認していきます。
突発性難聴は、発症からの期間や難聴の程度、残っている症状、その後の経過が一人ひとり異なります。
当院では、これまで突発性難聴の患者さんを施術してきた臨床経験と、触診や超音波エコーで実際に確認できる身体の状態の両方をもとに、その方に合わせた鍼治療を行うことを大切にしています。
突発性難聴の通院回数・治療期間
突発性難聴の鍼治療では、発症からできるだけ早い時期に治療を開始し、必要な治療回数を確保することが重要だと考えています。
これまで多くの突発性難聴の患者さんを施術してきた臨床経験からも、治療間隔を大きく空けるより、特に治療初期は一定の頻度で治療を重ねることを重視しています。
そのため、基本的には週2~3回程度の通院をおすすめしています。
ただし、すべての方に同じ回数・期間の治療が必要なわけではありません。
例えば、
- 高度な難聴が残っている
- 病院治療を受けてもほとんど改善していない
- 耳鳴りや耳閉感など複数の症状が強く残っている
といった方と、
- 軽度の難聴が少し残っている
- 聴力はかなり改善しているが、一部の症状だけ残っている
- 比較的早い段階から変化がみられている
といった方では、必要となる治療回数や期間が同じとは限りません。
当院では、発症からの期間、難聴の程度、病院治療後の回復状況、現在残っている症状、鍼治療を開始してからの変化などを確認しながら、その方に必要な治療期間を考えていきます。
3ヶ月間しっかり治療を継続する
難聴や耳鳴りなどの症状が強く残っている場合や、十分な治療回数を確保して改善を目指したい場合には、週2~3回程度、3ヶ月間を目安に治療を継続することをおすすめしています。
治療経過によって通院頻度を調整することはありますが、当院では突発性難聴の治療において、十分な治療回数を確保することを重要視しています。
特に重度の難聴が残っている方の場合、数回の治療だけで結果を判断するのではなく、聴力や自覚症状の変化を確認しながら治療を継続していきます。
3ヶ月間の通院が難しい場合
一方で、
「3ヶ月間、週2~3回通うのは難しい。」
「仕事や家庭の都合で長期間の通院はできない。」
「遠方なので何ヶ月も広島まで通うことはできない。」
という方もいます。
これまでであれば、このような方は定期的な通院が難しいことを理由に、鍼治療そのものを諦めてしまうこともあったかもしれません。
当院では、3ヶ月間通えないから治療できない、という考えではありません。
長期間の通院は難しくても、2週間なら集中して通えるという方には、2週間で6回の治療を行う2週間集中治療をご用意しています。
通常より治療回数が少なくなるため、1回あたりの治療内容を充実させた特別治療を行います。
軽度の難聴が残っている方や、長期間の治療までは考えていないものの、今できる治療にはしっかり取り組みたいという方にも選択肢の1つになります。
定期的な通院そのものが難しい場合
山口県や岡山県など県外から来院される方をはじめ、定期的な通院が難しい方もいます。
そのような方には、2日間の短期集中治療という選択肢があります。
2日間短期集中治療では、1日2回×2日間=合計4回の特別治療を行います。
これは、4回の治療だけで突発性難聴を治すという考えではありません。
本来であれば、治療後の変化を確認しながら一定期間治療を継続し、治療回数を確保することをおすすめしています。
しかし、遠方などの理由から継続通院が難しい場合には、限られた滞在期間の中で治療機会を確保し、改善へ向かうきっかけを作ることを目的として集中的に治療を行います。
そのため、一定期間の通院が可能な方には、治療後の変化を確認しながら進められる通常治療や2週間集中治療をおすすめしています。
通院できる期間に合わせて治療する
3ヶ月間しっかり治療できる方には、週2~3回の継続治療。
3ヶ月は難しくても2週間なら通える方には、2週間集中治療。
定期的な通院そのものが難しい方には、2日間短期集中治療。
そして、回数や期間を決めずに治療を受けたい方には、都度払いという選択肢もあります。
症状の程度だけでなく、仕事や家庭、通院距離なども含めて、現実的に続けられる治療方法を選んでいただけます。
初回治療とその後の流れ
初めて来院される方は、まず現在の聴力や発症からの経過、これまで受けた病院治療、耳鳴りや耳閉感などの症状を確認したうえで治療を行います。
初回治療は、11,000円(初診料込み)です。
初回治療後に現在の状態や通院できる頻度などを踏まえて、今後の治療プランをご提示します。
2回目以降は、その治療プランを参考にしながら、
- 3ヶ月間しっかり治療を継続する
- 2週間に治療を集中する
- 回数を決めず都度払いで通院する
など、ご自身の状態や生活状況に合わせて治療プランをお選びいただけます。
ただし、2日間短期集中治療のみ流れが異なります。
2日間短期集中治療は、遠方などの理由から継続通院が難しい方を対象としているため、予約時に短期集中治療を希望することをお伝えいただき、初回から2日間の治療計画を開始します。
2日間短期集中治療をご希望の場合は、LINEまたはお電話でご連絡ください。
日程調整が必要となるため、ネット予約はご利用いただけません。
1日2回、2日間で合計4回の特別治療を行い、料金は37,400円(初診料込み)です。
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当院での突発性難聴の改善症例
当院ではこれまで、軽度の難聴がなかなか改善しなかった方から、病院での治療後も高度な難聴が残っていた方まで、さまざまな状態の突発性難聴を施術してきました。
突発性難聴は、発症時の聴力や発症から治療を開始するまでの期間などによって、その後の経過が異なります。
実際に当院で鍼治療を受けた患者さんの経過については、以下の症例をご参照ください。
発症1ヵ月月以上経った突発性難聴
4月下旬に黄砂の影響で耳が聞こえなくなり、耳鼻科へ行きましたが快復する気配無し。
不安の日々でしたが、たまたまテレビで身体のつぼがテーマの番組を見て、検索してすぐに(翌月20日)なかいし鍼灸院さんへ、先生の穏やかな話し方や診断方法で信頼できる!と失礼ながら思いました。
衰弱していた私の身体は治療の回を追う毎に元気になり、その後に変えた耳鼻科ではこの突発性難聴の治療は発症して直ぐに行わなければ効果が無いと言われましたが、発症して1ヶ月以上経っていましたが、ダメ元で耳鼻科の治療をして頂き、完全に回復しました。
回復したのは、なかいし鍼灸院さんでその間も施術して頂いていたおかげです。
本当に感謝です、なかいし先生ありがとうございました。
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
肩こりの解消で突発性難聴も改善
私は、1年ほど前から突発性難聴に苦しんでいました。
耳の閉塞感、耳鳴り、痛みが常に襲ってくるので、眠れない日々が何度も何度も続いていました。
正直、治ると思っていませんでしたが、偶然、肩こりがひどく鍼治療を受けたことをきっかけに、肩こりが楽になると同時に、突発性難聴の症状も改善されていることに気がつきました。
症状のせいで眠れない日々が続いていましたが、鍼のおかげで最近はよく眠れるようになりました。
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
首の凝りから発症した難聴
難聴になり、当院の首の凝りから発症するという考えに思い当たる所があったので、治療を受けました。
エコーで凝っている箇所を把握し鍼を刺す施術で結果的に難聴は徐々に完全されました。(耳鼻科の薬も併用)
肩、首の張りも施術前より緩み、行って良かったと思います。
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
耳鳴り、頭鳴り 58歳女性
治療中、金属音のような「キーン」という耳鳴り音がはっきりと聞こえていました。
それから、少しその事を考えていましたが、いつの間にか、その「キーン」という音が全くしていない事に気付き、すごく驚きました。
まさか施術中に消えるなんて!!
治療後、先生にその事を伝えると「高音は比較的早く消えやすいんですよ」と仰ってました。
私には、キーンという音と、ミンミンゼミが鳴くような音と2種類の音がしていました。
もう1つの音は残っていて、そちらはもう少し時間が掛かるようですが、先生を信じて治療を続けていきたいと思います。
Q.当院を知る前にどんなことで悩んでいましたか?
6月中旬、突然、左肩甲骨、肩、脇がねじれるような激しい痛みに襲われました。
数日経っても痛みが消えず、整体や接骨医へ行く事になり、もみ返しがひどすぎて湿布を貼りまくる。
今度は、そこがかぶれ、背中一面湿疹になりました。
今度は、皮膚科へ。
その湿疹が治まった時に耳鳴りが始まりました。(8月初め)
Q.何がきっかけで当院を知りましたか?
その筋肉痛の時に、何処が良いか迷い、検索したときに1番最初に出て来たのがこちらでした。
しんきゅうコンパス
Q.当院を知ってから、すぐに来院しましたか?
いいえ。
土日のみの診療で、6月の筋肉痛の時は待つ事が出来ず、近くの治療院を選んでしまいました。
結局、筋肉痛も少し残っていて、最悪の耳鳴り頭鳴りも表れ、筋肉痛の時にこちらに来ていれば今の症状もなかったかと後悔しています。
Q.何が決め手となって来院しましたか?
やはり口こみです。
ただ、他の患者様は、シビレ痛みを訴える方が殆んどの中、自分はそうではない事が不安でした。
けれど口コミを読むと沢山の方の酷い痛みやシビレを治しておられるのです。
私の痛みではないこの苦しい症状にも対応して頂けると信じ来院しました。
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
メニエール病、めまい、ふらつき、低音難聴、首~肩の痛み 48歳女性
私は、4、5年前、右首肩の痛みで、左を使ったりして家事や仕事を何とかしていましたが・・・
今年の春、右の耳が塞がった感じで、ふらつき感や軽いめまいが出て、耳鼻科でメニエール病と診断され完治は難しいとのことでした。
ネットでこの治療を知り、受けてみることにしました。
5回目くらいから、鍼が効いてきた感覚があり、2週間ごとの治療を重ねるごとに良くなっています。先生に感謝しています。
できなかったことが少しずつできるようになって、今幸せです。
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
鍼灸師紹介
中石真人
| 生年月日 | 昭和59年4月22日 |
| 血液型 | O型 |
| 出身地 | 広島県豊田郡大崎上島町 |
| 家族 | 妻、子ども(4人) |
| 趣味 | カープ、カラオケ |
| 尊敬する人 | イチロー |
| 免許 | 鍼灸師、柔道整復師 |
| 所属学会 | 日本整形内科学研究会(JNOS)、日本超音波鍼灸協会(JAU)、臨床トリガーポイント研究会 |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
| 診療時間 | 9:00~18:30 | 休診 | 9:00~18:30 | 9:00~18:30 | 臨時休診中
9:00~18:30 |
休診 | 休診 |
【TEL】050-1255-9166 【完全予約制】
【休診日】火曜、土日、祝日、金曜臨時休診中
※最終予約は、18:30~になります。
※諸事情により、R7.8月から当面の間、金曜を臨時休診といたします。営業する金曜もありますが、間際までわからないので、全面的に休診とすることにいたしました。
※火曜は大崎上島(鍼灸・接骨 なかいし)で診療しています。
施術の流れ
突発性難聴でお悩みの方へ
初回は現在の聴力や発症からの経過、これまで受けた病院治療などを確認したうえで治療を行います。
初回治療:11,000円(初診料込み)
初回治療後に、現在の状態や通院できる頻度に合わせて今後の治療プランをご提示します。
3ヶ月間の継続治療だけでなく、長期間の通院が難しい方には2週間集中治療、回数を決めずに通院したい方には都度払いもご用意しています。
※ネット予約かLINEでのご相談、ご予約が可能です。
2日間短期集中治療 37,400円(初診料込み)
特別治療4回(1日2回×2日間)
※2日間短期集中治療をご希望の方は、LINEまたはお電話でお問い合わせください。
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白島線縮景園前駅からの道順
縮景園前駅から当院が見えます。
横断歩道を縮景園や広島県立美術館とは反対方面に渡ります。
白いマンションが当院です。
マンションに入り、7階702号室までお上がりください。
車での道順
白島線沿いを白島方面に向かっていただき、「縮景園前」の道路標識を左折してください。
左折するとすぐ当院が見えます。
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なかいし鍼灸院の外観
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