【症例】ストレス、疲労による耳のつまり感 60代女性

主訴

  • 20日前から右耳が水の中に入ったときのようなつまり感がある。
  • 低音の聴力が低下していると言われた。
  • 耳鳴りは元々ある。
  • ステロイドを服用している。
  • 発症する前に疲労感やストレスを抱えていた。

症状

耳のつまりと伴って音が反響する。

トリガーポイント鍼療法

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施術部位

胸鎖乳突筋、肩甲挙筋、僧帽筋、頭半棘筋、頚板状筋など。

エコー検査により、首の横にある肩甲挙筋と胸鎖乳突筋に原因があると考えられました。

特に胸鎖乳突筋は、耳の後ろに付いているので、耳の不調に関係する筋肉です。

それらの筋肉の血行を良くすることで、耳症状は改善していきます。

首の筋肉をメインにトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:鍼治療に恐怖心があるため、一番細い鍼で弱めの刺激を入れる。

2回目:耳鳴りが弱くなった。耳のつまり感も減った。

3回目:聞こえが元に戻った。少し反響する。

4回目:反響するが聞こえは良い。耳のつまりがなくなった。

5回目:調子良くなった。若干反響するが大丈夫。安心したとのこと。

まとめ

週1の鍼治療を5回行いました。

回数を重ねるごとに少しずつ回復し、反響はするものの安心して生活できるレベルまで回復しました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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