【症例】パニック障害に伴う頭痛、手汗、浮動性めまい 30代男性

主訴

  • 10代の頃にパニック障害を発症し、社会人になり落ち着いていたものの4ヵ月前から少し調子が悪くなった。
  • 主な症状は、頭痛、手汗、浮動性めまいである。
  • 最近仕事が忙しく、仕事中より家で休んでいるときに症状が現れる。
  • そこまで辛くはないが、ひどくならないうちにと当院へ来院。

症状

座っているときに船の上に乗っているような感覚になるめまいがある。

頭痛は、はちまきを締めたようなしめつけ感がある。

汗は、手と脇に出やすい。

トリガーポイント鍼療法

  • 側頭筋トリガーポイント
  • 頭半棘筋トリガーポイント
  • 肩甲挙筋トリガーポイント

施術部位

側頭筋、頭半棘筋、肩甲挙筋、僧帽筋、頭板状筋、頚板状筋、菱形筋など。

締め付ける頭痛は、側頭部の筋肉(側頭筋)、めまいは、首の後ろと横の筋肉(頭半棘筋や肩甲挙筋)に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり刺激を入れる。

2回目:大きな変化はまだない。

3回目:めまいが軽減した。今はしめつけ7割、めまい3割の割合。手汗はなくなった。

4回目:しめつけ感が軽減した。気づかないレベルになった。

まとめ

2週間に1回の鍼治療を4回行いました。

比較的軽度な症状だったため、早期に改善しました。

同じような症状でお困りの方は、ご連絡ください。

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