【症例】朝起きられない、頭痛、やる気が出ない 10代男性

主訴

  • 現在中学1年生で、小学5年頃から朝起きられないことが増えてきた。
  • 体がしんどく、学校にも行けない日があった。
  • 家族が当院へ来院されているので、一緒に来院。

症状

忘れ物が多く、グレーゾーンの発達障害と言われている。

春先は調子が悪い。

中学生になったばかりで不安感があり、体の緊張が強い。

トリガーポイント鍼療法

  • 僧帽筋トリガーポイント
  • 肩甲挙筋トリガーポイント

施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、頚板状筋、菱形筋など。

上半身の筋肉の緊張が強い状態でした。

自律神経のアンバランスによって症状が出ていると考えられました。

首肩の緊張を取り、自律神経を整える目的でトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:細い鍼で軽めに刺激を入れる。

2回目:鍼後眠気があった。起こされると起きられるが自分ではまだ起きられない。

3回目:頭痛が少しある。1日だけ起きられなかった。

4回目:頭痛がなかった。起きられるようになってきた。

5回目:体がだるく1日だけ休んだ。

6回目:安定している。目覚まし時計がなる前に目が覚めるときもある。

7回目:調子良い。

8回目:もう大丈夫。終了。

まとめ

週1回の鍼治療で良くなっていき、間隔をあけてトータル5ヵ月で終了としました。

起立性調節障害は、自律神経を整えることで少しずつ改善する病気です。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

起立性調節障害について詳しくはこちら

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