自律神経失調症で吐き気がする原因と治療

自律神経失調症で吐き気がする原因と治療
  • 自律神経失調症になった!
  • 吐き気がする!
  • 首や背中がよく凝る!

このような症状でお悩みではありませんか?

自律神経失調症を患っている方の多くは、首の凝りを訴えています。

首こりは、自律神経に深く関わります。

特に吐き気が強く現れる方は、背中の奥深くにある多裂筋という筋肉の凝りが原因です。

この記事では、自律神経失調症で吐き気がする原因と治療について解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.自律神経失調症で吐き気がする原因

自律神経を狂わす原因の一つが首こりです。

首は脳の一部で、自律神経に深く関わっています。

自律神経は、頭、首、背中、腰の中心部から出ていて、生命活動に必要な神経です。

無意識に体の機能を調節している神経なので、自分でコントロールすることができません。

そのため、自律神経が乱れると、自分の力で元のように戻ることが難しくなります。

自律神経は、

  • 交感神経…活動時や運動時に働く。
  • 副交感神経…就寝時やリラックスするときに働く。

この2つの神経が環境に応じて、バランスをとっています。

しかし、バランスが崩れると、まず交感神経が必要以上に興奮してきます。

すると、リラックスしなければならない場面でも緊張してしまいます。

例えば、寝ているときや仕事の休憩中など体を休めているつもりでも無意識に緊張します。

体が緊張するということは、体が戦闘モードに入っているので、筋肉が硬くなります。

その結果、首から順に下の方の筋肉に凝りができます。

自律神経は、体の中心部にあるので、そのあたりの筋肉が凝ります。

1.自律神経失調症で吐き気がする原因

吐き気は、背中の一番奥にある多裂筋が凝ります。

この多裂筋は、首から腰までの広範囲にある小さな筋肉で、一度凝り固まってしまうと、ストレッチなど自分だけの対処で柔らかくすることが難しいです。

特に背中に位置する多裂筋が硬くなると、吐き気だけでなく動悸などの呼吸器系の症状が現れます。

また多裂筋は、首こりや腰痛にも関わる筋肉です。

吐き気と同時に首こりや腹痛、下痢、便秘などの消化器系の症状を出すこともあります。

2.自律神経失調症で吐き気がするときの治療

当院では、鍼治療で自律神経を整えていきます。

鍼治療は、血液の流れを良くし筋肉の凝りをとることで、交感神経の興奮を抑えることができます。

その結果、自律神経が正常の機能を取り戻します。

当院では、エコーを使って筋肉の凝りを確認してから治療を開始するので、初めての方でも安心して受けることができます。

2.自律神経失調症で吐き気がするときの治療

筋肉の凝りは、エコーで確認すると、筋膜の癒着であることがわかります。

自律神経が乱れ体の緊張状態が続くと、筋肉が硬くなる以前に、筋膜がよじれてきます。

すると、筋膜同士の癒着が起こり、広範囲に波及していくことで、体全体の筋肉が硬くなります。

当院は、異常な筋膜にピンポイントで鍼を打って改善を目指しております。

3.まとめ

いかがでしたか?

自律神経失調症で吐き気がする原因と治療について解説しました。

是非、参考にしてみてください。

自律神経失調症について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

なかいし鍼灸院