【症例】心臓神経症、自律神経失調症 30代男性

主訴

  • 1ヵ月前から仕事のストレスにより、胸の痛みと息苦しさ、めまいが続いている。
  • 病院で心臓神経症、自律神経失調症と診断された。
  • 現在療養中で実家の広島に帰ってきているので、その間にできるだけ治したいとのことで当院へ来院。

症状

主症状は、胸からみぞおちあたりの痛みと違和感、息苦しさ、動悸、息切れ、めまい。

ここ2年で仕事のストレスが強くなり、部署を移動したが、10ヵ月前にめまいと耳鳴りを発症して1週間休んだことがある。

最近になり、胸の症状も出てきて、以前より悪化しているので、1ヵ月療養のため、実家に帰省している。

トリガーポイント鍼療法

  • 頭半棘筋トリガーポイント
  • 多裂筋トリガーポイント

施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、頚板状筋、背部多裂筋、菱形筋など。

1ヵ月間しか時間がないため、特別治療で週2回のトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:鍼治療後だるさがあったが、その後すっきりした。良い感じがする。

3回目:動悸と不快感が少し楽。心療内科に行き、適応障害と急性ストレスと言われ、自律神経の薬を処方された。

4回目:辛さの頻度が減っている。

5回目:今日は背部の張りが強い。

6回目:胸の不快感がある。

7回目:現状維持。

8回目:日によって波がある。胸の痛みの強さが弱くなっている。

9回目:気になる回数が減ってきた。

10回目:ここ数日良い感じが続いている。病院でも仕事復帰してもOKと言われた。終了。

まとめ

週2回、1ヵ月の鍼治療を継続して行いました。

1ヵ月という短期間で仕事復帰できるまで回復しました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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