発達障害の治療に鍼

発達障害の治療にはり

昨日の中国新聞に「発達障害の治療にはり」という記事が載っていました。

以下記事内容をまとめると↓↓

鍼治療が脳卒中や神経症に効果があるとWHO(世界保健機関)が認めていることに着目し、脳機能の障害である発達障害の改善にもつながるのではないかと考えた。

一症例として、他人とコミュニケーションをとるのが難しいアスペルガー症候群の男性は、2ヵ月ほどの鍼治療で周囲との会話がかみ合うようになり、就職もできた。

社会的に自立する希望がみえた。とのこと。

他17人のデータを分析した結果、大幅な改善があったという。

子どもの場合、

①落ち着いて授業を受けられるようになる

②計算を嫌がらずできるようになる

③ノートの字が整う

といった変化がみられた。

心理療法や行動療法とも組み合わせ、効果の検証を続けていく。

東洋医学と西洋医学の双方から、患者にとっての「ベスト」を選び取る「統合医療」が今後の主流なる。

当院は、運動器疾患に限定して治療しているので、このような症状に関してはよくわかりませんが、鍼治療の未来は明るい、可能性がある治療法だと思います。

結局は、「患者にとってのベスト」を考えることでしょうね。

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