【症例】更年期障害によるホットフラッシュ、首こりと自律神経症状 50代女性

主訴

  • 7.8年前から更年期障害となり、多数の自律神経症状が現れている。
  • 10年前にメニエール病、2年前にストレートネックと言われ、首の凝りがしんどい。
  • 首こりが楽になると症状も落ち着くのでは?と当院へ来院。

症状

首こりが強く、時々軽い頭痛が現れる。

頭を振るとめまいで気分が悪くなる。

吐き気もあり、食欲も低下している。

ホットフラッシュ、目の充血、耳鳴り、耳閉感、不眠(入眠困難、中途覚醒)など多数の自律神経症状が出る。

漢方を服用しており、日によって症状が変化する。

トリガーポイント鍼療法

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施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、頚板状筋、頭板状筋、胸鎖乳突筋、頭皮、菱形筋など。

触診とエコー検査の結果、首こりと自律神経の乱れによるものと推測されました。

首こりをコントロールすることで、症状が改善すると説明し、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:鍼治療後だるくて2時間寝た。首の可動域が広がった。

3回目:ストレスがかかることがあって、4時間睡眠。

4回目:くらくらして気分不良があった。目の充血がなくなっている。相変わらず不眠ぎみ。

5回目:昨日は調子が良かった。

6回目:フワッとしためまいがある。

7回目:ストレスがかかると耳鳴りがひどくなる。睡眠不足で日中眠気がすごい。

8回目:めまいが減り、以前より体全体が元気になってきた。少し動くと次の日にダメージが出やすい。

9回目:ホットフラッシュがなくなってきた。

10回目:耳鳴りはあるが、耳閉感がなくなった。

11回目:首の凝りが楽になってきた。メンタル的なやる気が起きない。

12回目:不眠が改善してきたので、疲れも取れやすくなった。よく眠れているので、めまいが減った。

13.14回目:現状維持。

15回目:この1週間は調子が悪かった。

16回目:前回の鍼治療後、かなり調子が良くなった。調子が悪い日があっても自己回復しやすくなったので、活動的になりつつある。

17回目:現状維持。

18回目:睡眠が安定している。

19回目:調子が良い日が増えた。

20回目:気分不良が全くなく、8割くらい良くなってきた印象。

21.22回目:現状維持。

23回目:定期的なメンテナンスで調子を維持できている。

まとめ

継続して鍼治療を行うことで、首こりの緩和と自律神経の乱れが整って、症状が改善していきました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

自律神経失調症について詳しくはこちら

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