【症例】首の緊張と耳の詰まり 40代男性

主訴

  • 首周りの緊張が強く、耳の詰まりが出てくる。
  • 4年前にむちうち症になり、それ以来首こりやめまいが始まった。
  • 以前より当院に来たいと思っており、最近耳の詰まりが強くなったので来院。

症状

主症状としては、首こりと無意識に力が入る、耳の詰まり、低音難聴。

日によって波がある。

朝は特に首を回すのが難しい。

トリガーポイント鍼療法

  • 胸鎖乳突筋トリガーポイント
  • 肩甲挙筋トリガーポイント

施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、胸鎖乳突筋、顎二腹筋、頚板状筋、菱形筋。

触診の結果、首の横にある胸鎖乳突筋と肩甲挙筋の緊張が強くありました。

首こりがひどくなると、耳の詰まりや聞こえが悪くなるとのことで、首こりを緩和させるために、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。10回はかかると伝える。週2回の鍼治療を続ける。

2回目:鍼の翌日は体がだるかったが、その次の日にかなり楽になった。耳鼻科で耳は良いと言われた。

3回目:調子良い。胸鎖乳突筋で反応が強い。

4回目:調子良い。

5回目:今日は調子が悪い。

6回目:前回の鍼治療2日後、良くなった。

7.8回目:週1回の鍼治療とする。調子良い。

9回目:2週間に1回の鍼治療とする。調子安定している。

10.11回目:安定している。

12回目:3週間後に来院。調子良いので、終了。

まとめ

首の緊張が取れていくと同時に調子が安定していきました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

首こり(頚性神経筋症候群)について詳しくはこちら

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