【症例】高気圧酸素療法5回終了後に残存する耳の詰まり、突発性難聴 40代女性

主訴

  • 2週間ほど前に突発性難聴になり、高気圧酸素療法を5回受けた。
  • 現在は、ボワーンする耳鳴りと耳の詰まり感、難聴が残っている。
  • 高気圧酸素療法は後5回受ける予定でそれと並行して鍼治療も受けたいと当院へ来院。

症状

1ヵ月前に腰痛を発症し、痛みが治まってから耳の異変を感じ始めた。

ボワーンする音が頭の中で鳴っている。

始めはモーター音が鳴っていたが今はない。

夜中に息が吸いにくいことが度々ある。

トリガーポイント鍼療法

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施術部位

胸鎖乳突筋、頭半棘筋、僧帽筋、肩甲挙筋、頚板状筋、菱形筋など。

触診やエコー検査により、首の横にある胸鎖乳突筋をはじめ、首周りの筋肉の凝りが確認できました。

本人は凝りの自覚が全くないとのことでした。

このようなケースは結構あり、首の凝りにより耳周りの血流が阻害されるので、突発性難聴になることがあります。

そのため、血流改善を目的に首周りの筋肉に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:鍼治療が初めてだがしっかり響かせる。

2回目:5日後に来院。波がある。起床後すぐボワーンとした感じとこもり感が出る。耳抜きで抜ける。昨日重い肩こりを自覚した。自律神経が乱れているような気がする。

3回目:1週間後に来院。昨日で高圧酸素療法10回終了した。閉塞感がなくなってきたが、子どもの高い声を聞くと疲れる。ウォーキングを始めた。

4回目:聴力検査が正常で、町医者で経過観察となった。音に敏感になっていたが、軽減している。

5回目:現在の症状は、朝の閉塞感と静かな場所でボワーンと音がする程度。日常生活に支障はない。

まとめ

早期の突発性難聴の場合は、病院の治療と並行して鍼治療を行います。

両方同時進行することで、早期回復を目指します。

突発性難聴は早期治療開始がカギなので、同じような症状でお困りの方は、ご連絡ください。