首こりと耳鳴りの関係とは?

  • 病院では耳には異常がないのに耳鳴りがする!
  • 吐き気がして気分が悪くなる!
  • キーンと高い金属音がする!
  • トンネルに入った時のような耳がつまった感覚がある!

このような悩みを抱えていませんか?

耳に異常がなくても耳鳴りがすることがあります。

その原因の一つが「首こり」です。

この記事では、首こりと耳鳴りの関係について解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.首こりと耳鳴りに伴い現れる病気

1-1.耳鳴りに伴い、めまい、難聴がある

  • メニエール病…グルグル目が回るような激しいめまい。難聴、吐き気や嘔吐をすることがある。
  • 突発性難聴…ある日突然起こり、片耳が難聴、めまいを併発する。
  • 聴神経腫瘍…聴神経に腫瘍ができ、耳鳴りやめまい、難聴を併発する。

1-2.耳鳴りに伴い、難聴がある

  • 急性中耳炎…子供に多い病気。中耳にウイルスや細菌感染が原因。
  • 耳硬化症…耳の中の骨の動きが悪くなって難聴になる。

1-3.耳鳴りに伴い、頭痛がある

  • 偏頭痛…光の点のようなものが見える閃輝暗点があり、耳鳴りを併発することがある。

自律神経失調症や更年期障害でも耳鳴りや難聴、めまい、立ちくらみ、頭痛、しびれなどが出ることがあります。

検査をされていない場合は、上記のような病気の可能性もありますので、まずは病院を受診してください。

2.首こりと耳鳴りの関係

首こりと耳鳴りの関係

病院(耳鼻科)で検査をしても原因不明のことがあります。

耳鳴りがするのに、異常がないとはどういうこと?

私の体は、おかしくなっているのでは?

原因がわからないと、余計不安になって辛いですよね。

結論から言うと、耳しか検査をしないから原因がみつけられないのです。

症状がある所から原因を探そうとするから、原因が見つからなかったとき、異常なしとなります。

病院では、問題がある部分しか診ません。

耳鳴りがなかなか治らない人は、「首こり」を疑ってみましょう。

2-1.首こりがひどくて耳鳴りがする場合

首こり持ちの人は、ひどくなると、頭痛や吐き気などの症状が現れます。

凝りが和らいでくると、頭痛なども落ち着いてきたり、天候や気圧の変化に調子が左右される特徴があります。

それと同じように、首こりの悪化により、耳鳴りがすることがあります。

初めての耳鳴りで少し心配な部分はあるかもしれませんが、凝りを和らげる治療を行うことで、耳鳴りが解消します。

2-2.首こりの自覚がなくて耳鳴りがする場合

首こりの自覚がない人は、治りが遅いケースが多いです。

痛みに鈍感な人、我慢強いタイプは、自分の体の異常を敏感に反応することができません。

そのため、耳鳴り出た時点で、「そういえば、首が凝るようになったな」と感じることがありません。

放置していると、めまいや疲れが取れないなどの自律神経失調症になります。

首こりと自律神経は深く関わっているので、すぐ治療が必要です。

3.首こりによる耳鳴りには鍼治療

首こりを緩和する方法として鍼治療があります。

鍼は、凝りに対して直接アプローチができるため、マッサージより効果的です。

胸鎖乳突筋トリガーポイント

これは、首の横にある胸鎖乳突筋が凝ると、どこに症状が現れるか表した図です。

✖が凝りで赤が症状が出ている場所です。

耳の周りが赤くなっているのがわかると思います。

首こりで耳鳴りがする証拠です。

✖の部分に鍼を打つことで、耳鳴りが改善していきます。

4.まとめ

いかがでしたか?

原因不明の耳鳴りは、首こりが関係していることが理解できたと思います。

首こりと耳鳴りでお悩みの方は、ご連絡ください。

耳鳴り・突発性難聴について詳しくはこちら

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