【症例】朝のグルグルめまい 50代女性

主訴

  • 1ヵ月程前から毎日ではないが、朝方にグルグルめまいがする。
  • 内科と耳鼻科で原因不明と言われ、めまいの薬を服用するも変化がない。
  • 慢性的な首こりを抱えており、首こりからのめまいではないかと思い、当院へ来院。

症状

元々めまい持ちではあるが、ここまで頻繁に発症することはなかった。

更年期の影響も多少ある。

首を前後に動かすとめまいが誘発される。

乗り物酔いしやすい。

トリガーポイント鍼療法

  • 頭半棘筋トリガーポイント
  • 肩甲挙筋トリガーポイント

施術部位

頭半棘筋、肩甲挙筋、僧帽筋、頚板状筋など。

触診やエコー検査にて、首こりによってめまいを発症していると推測されました。

首こりによるめまいを「頚性めまい」といい、首の筋肉の緊張を緩めるとめまいが軽減されることを伝え、トリガーポイント鍼療法行いました。

症状経過

1回目:しっかりポイントに響かせる。

2回目:1日のみめまいがあった。

3回目:調子がよくなっている。

4回目:1日めまいがあった。

5回目:ここまで週1回の鍼治療。2週間空けてみる。

6回目:3日ほどめまいがあった。

7回目:この2週間は全くめまいがなかった。月1回に間隔を空ける。

8回目:まずまず。多少凝りが復活している。

9回目:この1ヵ月はめまいがなかった。

10~12回:月1メンテナンス。終了とする。

まとめ

首こりが原因のめまいは、高確率で存在します。

特に病院で検査をしてもよくわからないめまいは、首こりやそれに伴う自律神経に異常がある場合があります。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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