【症例】メニエール病、耳閉塞感、低音難聴、首肩こり 40代女性

主訴

  • 3か月前、耳鼻科でメニエール病と診断された。
  • 症状は右耳である。
  • ボーンとする低音難聴
  • 耳が詰まった感じで閉塞感がある。
  • めまい、ふらつきがある。
  • 車の運転で右腕に力が入りにくい。
  • 耳の後ろからズシーンと重い頭痛がある。
  • 味覚はあるが、下唇と舌がしびれる。
  • 首と肩が凝る。(右>左)
  • 薬は、メチコバール、エチゾラム、ビタミンB12。イソバイドは少し効果があった。

トリガーポイント鍼療法

僧帽筋トリガーポイント

鍼が初めてで不安感があるということで、まずは表面の筋肉の僧帽筋から緩めていきました。

それから、頭半棘筋などの深い筋肉を治療していきました。

都合上、月に2回治療を行いました。

まず、10回治療しましょうということで治療開始。

1~3回治療:ボワーンとした感じ。耳閉塞感がやわらいだ。仕事量が増え治療前に戻った感じ。

5回治療:耳に水が入っている感じ。下唇と舌のシビレがなくなった。

10回治療:治療開始前を10とすると今は5。ふらつきもなくなった。

その後、継続治療中。

完治してはいませんが、生活の質もかなり上がり満足されています。

現在は、状態の維持と完治を目指して治療中です。

メニエール病に鍼治療?かもしれませんが、良くなる可能性もありますので、今の現状に満足されていないようなら、トリガーポイント鍼療法を試していただきたいと思います。

メニエール病・めまいについて詳しくはこちら

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