当院は、広島市中区上八丁堀にあるTFCC損傷専門の鍼灸院です。
- TFCC損傷と診断された!
- 尺骨が長いと言われた!
- 手首の小指側が痛い!
- 手術をしようか迷っている!
このような悩みを抱えていませんか?
TFCC損傷を治すには、鍼灸、マッサージ、電気治療、整体、ストレッチ…
実に様々な施術方法があります。
実際どれが効果的なのか、正直迷うのではないでしょうか?
私は、「正しい理論」に裏付けられた施術方法こそ、TFCC損傷にとって最良の方法と考えております。
当院のTFCC損傷施術に興味をお持ちの方は、是非、参考にしてみてください。
TFCC損傷とは

TFCC損傷は、別名、三角線維軟骨複合体損傷といい、手首の小指側の骨の出っ張り辺りにある三角線維軟骨と靭帯などで構成されている部分での損傷のことです。
TFCCを構成する靭帯は4つあり、尺骨三角骨靭帯、尺骨月状骨靭帯、掌側橈尺靭帯、背側橈尺靭帯です。
この4つの靭帯により、手首の動きを安定させたり、手首への衝撃を吸収したり、手首の関節がうまく曲がるようになっています。
なかなか治らない手首の捻挫は、この部分で靭帯やTFCCを構成する組織が損傷している可能性が高いです。
また、左右の手首のレントゲンを撮ったときに、痛みのある方の手首の尺骨が普通より長くなっていることがあります。
これにより、普通より長い尺骨がTFCC部分に圧力をかけ続けることによって痛みが現れる症状を尺骨突き上げ症候群といいます。
TFCC損傷も尺骨突き上げ症候群も現れる症状は同じです。
TFCC損傷の原因
野球やテニスなどのスポーツ、転倒して手をつく、捻るなどの怪我、日頃から手を酷使することが原因となります。
また、高齢に伴い靭帯や軟骨の脆さが原因となることもあります。
特にスポーツが原因となる場合は、テニスのラケット、野球のバット、ゴルフでのスイングなど道具を使うスポーツでのケガが多いです。
繰り返しの動作やボールが当たるときの衝撃など瞬間的に靭帯を傷めることもあります。
最近では、PCを使うデスクワークの方でもTFCC損傷と診断され、来院される方が増えましたが、ピアノなど日常的に手を酷使している方でも原因になる場合もあります。
TFCC損傷の症状
- 手首の小指側の激痛。
- バイバイする動作、捻る動作が痛い。
- ドアを開ける動作が痛い。
- 骨の出っ張りに局所的な痛み。
- どこが痛いかはっきりしない鈍痛は、TFCC損傷による痛みではない可能性が高い。
- 手首を動かさなければ痛みはないが、重症では安静時でも痛みが出ることがある。
- 損傷してすぐは、炎症が起きているので、腫れることがある。
TFCC損傷に対する施術方針

当院の鍼治療は、MPS理論に基づいたトリガーポイント療法をベースに治療していきます。
TFCC損傷の原因として「TFCCを構成する靭帯や腕の筋膜の異常」に大きく関わっています。
繰り返し動作で身体を酷使したり、ケガにより傷めた靭帯そのものに痛みの原因ができます。
TFCC損傷の症状を解消するためには、この靭帯や筋・筋膜を整え、本来あるべき状態へ導く必要があります。
TFCC損傷に対するトリガーポイント療法
トリガーポイントとは?

トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。
銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。
その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。
トリガーポイントと関連痛
痛みの発生場所、つまり「痛みの原因」がトリガーポイントであり、痛みを感じる場所、つまり「症状」が関連痛です。
痛い場所と痛みの原因が一致しないということです。
TFCC損傷のトリガーポイント
(✖:トリガーポイント 赤:関連痛)
✖がトリガーポイントで赤く記されている場所が実際に痛みを感じている場所になります。
TFCC損傷の痛みの原因が筋肉にある場合、肘から手の間の小指側の筋肉にトリガーポイントができます。
手首の使い過ぎにより、トリガーポイントができやすい筋肉です。
また、手首の捻挫やケガによりTFCC損傷になった場合は、TFCCやその周囲の靭帯や腱にできるトリガーポイントを施術すると、痛みが緩和されます。
トリガーポイントをエコーで確認
当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使って実際に目視することで、確実に凝りの場所を特定します。
近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜、腱や靭帯など軟部組織(ファシア)にできることが解明されました。
横に伸びる白い線が筋膜です。
右の方はその筋膜が白く太く写っています。
白く太く写る部分は、筋膜の癒着が起こっており、この部分がトリガーポイントです。
エコーで観察すると、トリガーポイント=筋膜の癒着であることがわかります。
筋膜とは?
筋膜とは、筋肉を包んでいる膜のことで、筋肉の中まで入り込んでいます。
筋膜はボディスーツのように全身に張りめぐらされていて、「第二の骨格」ともいわれる重要なものです。
筋膜は、外からの力を抵抗なく受け止めて形を変えることができます。
例えば、イスに座ったときのお尻の変形や猫背状態、肥満となり脂肪が増えたときなど、その体の状態に合わせて形を変えることができる立派な膜です。
また、強く引っ張られたときには、その力に耐えることもできます。
それは、筋膜がコラーゲンとエラスチンでできていて、弾力性に富んでいるからです。
コラーゲンとエラスチンがお互いに協力して、体の緊張をコントロールしているということです。
なぜトリガーポイント(筋膜の癒着)ができる?
悪い姿勢や繰り返し動作を長く続けると、体の一部分に負担がかかり、筋膜が自由に伸び縮みできなくなってしまいます。
自分の皮膚を手で摘まむと、しわができると思います。
このしわの状態が、よじれてしまった筋膜にも起こります。
これを筋膜の癒着といいます。(健康体でも筋膜の癒着はあります。)
筋膜の癒着状態が続くと、包まれている筋肉の動きも悪くなり、凝りや痛みが現れます。
トリガーポイントができあがった状態です。
トリガーポイント鍼療法は筋膜に直接アプローチできる
当院は、広島鍼灸業界で初めての導入となる、超音波エコーを用いて、筋肉や筋膜の状態、トリガーポイントの位置を確認し確実な施術を行っております。
最も悪くなっている部分に鍼を当てることで、筋膜の癒着が少しずつ取れていき、筋肉の柔軟性が良くなって、痛みが解消します。
- トリガーポイント、筋膜、凝りの見える化によって、確実に施術できる。
- 炎症の有無により、鍼の適応不適応の判断ができる。
- トリガーポイントに鍼を当てることで、痛みを共有することができる。
TFCC損傷は、エコーで損傷している部分を確認することが非常に難しいです。
TFCC損傷の確定診断には、MRI検査が必要です。
TFCC損傷の鍼治療で効果が期待できる症状
- 症状が現れて1年以内のもの。
- TFCC部を押さえると局所的な痛みがない。
- 痛みの場所がTFCC部だけでなく、いろんな場所に痛みを感じる。
- TFCC損傷の診断がレントゲンだけである。
- MRI検査や造影剤検査をしていない。
TFCC損傷の鍼治療で効果が期待できない症状
- MRI検査で、線維軟骨自体に損傷がある。
- 靭帯損傷が中度以上である。
鍼治療が不安な方へ
鍼治療は、痛い、怖いイメージを持つ人がとても多いです。
鍼治療は、まだまだ一般的ではないため、効果の期待や不安、誤解も多いです。
鍼に興味があっても、なかなか重い腰が上がらないという方は、鍼灸についてを参考にしてみてください。
鍼治療以外の施術もありますので、そちらを選択してください。
鍼灸師紹介
中石真人
- 症状が現れて1年以内のもの。
- TFCC部を押さえると局所的な痛みがない。
- 痛みの場所がTFCC部だけでなく、いろんな場所に痛みを感じる。
- TFCC損傷の診断がレントゲンだけである。
- MRI検査や造影剤検査をしていない。
- MRI検査で、線維軟骨自体に損傷がある。
- 靭帯損傷が中度以上である。
鍼治療が不安な方へ

鍼治療は、痛い、怖いイメージを持つ人がとても多いです。
鍼治療は、まだまだ一般的ではないため、効果の期待や不安、誤解も多いです。
鍼に興味があっても、なかなか重い腰が上がらないという方は、鍼灸についてを参考にしてみてください。
鍼治療以外の施術もありますので、そちらを選択してください。
鍼灸師紹介
中石真人
生年月日 | 昭和59年4月22日 |
血液型 | O型 |
出身地 | 広島県豊田郡大崎上島町 |
家族 | 妻、娘(2人) |
趣味 | カープ、カラオケ |
尊敬する人 | イチロー |
免許 | 鍼灸師、柔道整復師 |
所属学会 | 日本整形内科学研究会(JNOS)、日本超音波鍼灸協会(JAU)、臨床トリガーポイント研究会 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
診療時間 | 9:00~17:30 | 休診 | 9:00~17:30 | 9:00~17:30 | 9:00~17:30 | 9:00~16:30 | 9:00~16:30 |
【TEL】050-1255-9166 【完全予約制】
【休診日】火曜、第1.3土日、祝日、臨時休診あり
※平日最終予約は、17:30~、土日最終予約は、16:30~になります。
※当日予約受付時間は、平日17時、土日16時になります。
※火曜は大崎上島(鍼灸・接骨 なかいし)で診療しています。
施術の流れ
施術方法
トリガーポイント鍼療法

痛みの出る動作、エコー分析をもとに、原因となるトリガーポイントを把握し、鍼を打っていきます。
15分~20分程度、鍼を打った状態のまま筋肉が柔らかくなるのを待ちます。(置鍼術)
エコーガイド下ファシア(筋膜)リリース

超音波エコーを使って鍼を打ちます。
危険や部位、神経や血管が原因の場合など、エコーがないと難しい場合に使用します。
施術料金
施術時間は、鍼治療の場合初回50~60分、2回目以降30~40分です。
目安です。症状や治療部位によって前後することがあります。
初回は、時間に余裕を持ってお越しください。
遅刻は、施術時間の短縮、またはキャンセルになることもありますので、ご理解ください。
初検料、再検料 ¥1,000

どの施術メニューにもかかります。
問診と原因部位を把握するための検査料になります。
問診では、どのように動かすと痛いのか、実際にその動きをしてもらい、原因部位を探します。
この結果をもとに、鍼治療を行いますので、ほんの些細な症状でもお話しください。
最終来院日から6か月過ぎると症状も変化しますので、再度原因部位を把握するため再診料がかかります。
基本施術 ¥6,000

特にご希望のない場合は、基本施術になります。
基本施術は、鍼の本数に制限があるため、施術部位が広範囲に及ぶ症状の場合は、特別施術になることがあります。
特別施術 ¥8,000

重症状の方、多部位に症状のある方は、特別施術になります。
また重点的に施術してほしいご要望がありましたら、基本施術の後にもう一度、数本鍼を打つことも可能です。
その場合も特別施術になります。
学生施術 ¥4,000

学生施術は、高校生までとさせていただきます。
部活でのケガや日常生活での痛みなど全力でサポートいたします。
学生の特別施術は、¥6,000になります。
1日2回施術 ¥10,000

遠方の方、重い症状の方、希望者に限ります。
県外で定期的な通院が困難な方や集中的な治療をご希望の方などが対象となります。
白島線縮景園前駅からの道順
縮景園前駅から当院が見えます。
横断歩道を縮景園や広島県立美術館とは反対方面に渡ります。
白いマンションが当院です。
マンションに入り、7階702号室までお上がりください。
車での道順
白島線沿いを白島方面に向かっていただき、「縮景園前」の道路標識を左折してください。
左折するとすぐ当院が見えます。
当院には専用の駐車場がございません。
アーバンビュー地下駐車場が一番近い駐車場です。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。