【症例】テニスラケットを振ったときの手首の痛み 20代男性

主訴

  • 小学5年からテニスをしている。
  • 高校時代に同じ症状があったが自然に治っていた。
  • 大学、社会人とテニスを週2.3回(2~4時間)している。
  • 2ヵ月前からラケットを振るとき、手首の小指側に違和感が現れ、1ヵ月前から痛み始めた。
  • 1ヵ月間テニスを中止しているが、日常生活でも痛みがあるので、当院へ来院。

症状

手首の小指側が痛い。

ラケットを振った瞬間が痛い。

物をとる動作が痛い。

手首を反らし小指側に倒すと痛い。

トリガーポイント鍼療法

トリガーポイント鍼療法

施術部位

TFCC部、尺側手根伸筋など。

問診や触診、運動検査の結果、TFCC損傷の疑いがあり、患部に直接トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:細い鍼を使って、患部に響かせる。

2回目:2週間後に来院。鍼治療後1週間は痛みがあったが、その後一気に痛みがなくなった。日常生活や手首の動きも痛みなく行える。テニスを再開し、痛みがあるようなら再来院するよう伝える。一旦終了。

まとめ

軽度のTFCC損傷の症例でした。

通常のTFCC損傷は、5回以上治療が必要になります。

状態によっては早期に回復するケースもありますので、同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

手首の痛みについて詳しくはこちら

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