【症例】筋トレのダンベルで傷めた手首の腱鞘炎 30代男性

主訴

  • 2ヵ月前に筋トレでダンベルを使ってから両手首の関節周りが痛い。
  • 電気治療をしてきたが変化がない。
  • 仕事にも支障が出てきているので治したいと当院へ来院。

症状

重い物を持つ、捻ると痛い。

痛む部位は手首の外側や中央部など変化する。

トリガーポイント鍼療法

  • TFCC損傷
  • 総指伸筋トリガーポイント

施術部位

TFCC部、総指伸筋、尺側手根伸筋、腕橈骨筋、母指伸筋など。

痛みが強く現れていたのがTFCC部分で、治療をしていく過程で痛みが変化していったため、その都度打つ場所も変えてトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:物を長く持っていると、じんわり痛くなる。鍼後は楽だった。

3回目:初回よりだいぶ良い。手をつくと痛い。

4回目:日常生活や仕事中の痛みがなくなった。意識的に捻るとまだ痛みがある。

5.6回目:現状維持。

7回目:痛みが完全になくなった。完治とする。

まとめ

痛みがコロコロ変化しているため、腱の痛みよりも前腕の筋肉に原因がありました。

じんわり痛むようなはっきりしない鈍痛は、筋肉や筋膜が原因です。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

腱鞘炎・ばね指について詳しくはこちら

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