【症例】突発性難聴によるひどい耳鳴りが改善した一症例　70代男性

• 10ヵ月前に突然耳が聞こえにくくなり、突発性難聴と診断され10日間入院した。
• その後段々聞こえにくくなり、現在は補聴器なしでは生きていけない状態で、右は全く聞こえない、左は補聴器でなんとか聞こえる状態である。
• 難聴の改善は不可能と言われたので、右の耳鳴りだけでも改善しないかと当院へ来院。

とにかく右の耳鳴りがひどい。

セミの鳴き声のような音がうるさい。

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、胸鎖乳突筋、顎二腹筋、頚板状筋、菱形筋など。

重度の突発性難聴で難聴の改善は難しいと感じました。

耳鳴りも良くなるとは言いにくい状態だったので、まずは週2回で5回治療してみましょう、ということで開始しました。

1回目:しっかり響かせる。

2回目:首周りは少し軽くなった。

3回目:特に変わりなし。

4回目:耳鳴りの音が静かになってきた。多少聞こえやすくなった。

5回目:聞こえは変わらないが、今まで常に鳴っていた耳鳴りがない日も出てきた。ひどい耳鳴りはなくなったので気分が楽になった。

ひどい耳鳴りが改善した一症例でした。

突発性難聴を発症してから1年近く経過しているので、正直改善は難しいです。

やってみないと分からないこともありますので、まずは5回続けてみることをおすすめします。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。