- 体がだるい!重い!
- やる気が出ない!
- 疲れやすい!
- 眠い!
このような症状でお悩みではありませんか?
決して怠けているわけではありません。
体を動かしたいと思っていても思うようにいきません。
ちょっとしたことでもすぐ疲れが出たりして、一日中横になってしまうこともあります。
当初は、自律神経が乱れて体の調整がうまくいっていないのかなというレベルですが、6ヵ月以上続くものは慢性疲労症候群かもしれません。
この記事では、体がだるい、やる気が出ない、疲れやすい原因と治療について解説しています。
是非、参考にしてみてください。
1.体がだるい、やる気が出ない、疲れやすい原因
原因は、
- 自律神経失調症
- 慢性疲労症候群
この2つのどちらかの可能性があります。
病院で検査をしても原因がわからない方は、読み進めてみてください。
1-1.自律神経失調症
自律神経は、体の機能を無意識にコントロールしている神経です。
交感神経と副交感神経の2つに分かれます。
- 交感神経…運動時や緊張時に働く。
- 副交感神経…就寝時やリラックスしているときに働く。
過剰なストレス、季節の変わり目、更年期、ホルモンバランスなどが原因となり、自律神経のバランスが乱れて発症します。
動悸、不安感、胃腸の異常など機能に問題がない場合に病名を付けられることが多いです。
様々な要因があり、体のだるさや疲れ、やる気の低下に繋がります。
自律神経失調症の方の中に、同時に首こりを訴えている人が非常に多いです。
その方に首こりの治療を行うと症状の軽減がみられます。
首は脳の一部であり、生命活動を行う上で必要な神経が通っています。
そのため、首に原因があると、自律神経の活動に不具合が生じやすいです。
もし、体のだるさや疲れやすい症状に加え、首の凝りを強く感じているなら、首こりの治療を行うことで、症状が快方に向かう可能性があります。
1-2.慢性疲労症候群
慢性疲労症候群は、普通の慢性疲労とは違い、十分な休みをとっても回復しない疲労です。
日常の疲労と区別することが難しく、判断が付きにくい症状です。
原因もはっきりわかっていないことが多く、細かな診断基準があり、以下の3つの症状が揃って慢性疲労症候群と診断されます。
- 発症時期が明確な慢性的な疲労に伴い、病前の就労、学歴、社会的、個人的な活動レベルから大幅な低下が6ヵ月以上続く
- 労作後に増悪する極度の倦怠感
- 睡眠障害(熟睡感、回復感を伴わない睡眠)
慢性疲労と同時に抑うつ、不安などの精神症状なども現れます。
2.体がだるい、やる気が出ない、疲れやすい場合の治療
通常は薬で対処しますが、それだけでは回復しないケースも多々あります。
当院では、鍼治療で首の凝りを緩和させ、自律神経を調節することで、改善を目指します。
自律神経が乱れると、首の筋肉が緊張します。
首の筋肉が緊張すると、このようになります。
筋肉の表面には、筋膜という膜が覆っています。
この筋膜は、常に自由に伸び縮みすることができるのですが、自律神経が乱れたり、精神的なストレスや緊張によってシワのように縮こまり硬くなります。
その結果、筋膜同士の癒着が起こり、首の筋肉が緊張してしまいます。
鍼治療では、この筋膜を緩めることで、まずは首の緊張をとり、全身の疲れを引き起こしている自律神経に深く作用します。
当院では、エコーを使って筋膜の状態を確認して、ピンポイントで鍼を打っていくので、初めの方でも安心して受けることができます。
3.まとめ
いかがでしたか?
体がだるい、やる気が出ない、疲れやすい原因と治療について解説しました。
まずは、病院へ行き、今の状態を診てもらいましょう。
その上で鍼治療を受けてみてください。
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