食いしばりで頭痛や歯痛が起こる原因と治し方

  • 緊張時やストレスで食いしばる癖がある!
  • 眠っているとき無意識に食いしばっている!
  • 食いしばりのせいで頭痛、歯痛、吐き気が続いている!

このような悩みを抱えていませんか?

食いしばりをやめたいけど、なかなか治りませんよね。

この記事では、食いしばりで頭痛や歯痛が起こる原因と治し方を解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.食いしばりで疲労する筋肉

食いしばりで疲労する筋肉

食いしばりを続けていると、顎の筋肉が疲労します。

顎の筋肉は、咀嚼筋という筋肉です。

咀嚼筋は、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4つの筋肉でできていて、物を噛むときに働きます。

持続的に食いしばることで、咀嚼筋が血行不良を起こして硬くなり、顎関節症や頭痛、歯痛の原因になってしまいます。

つまり、顎や頭、歯の痛みは、咀嚼筋に原因があるということです。

2.食いしばりで頭痛や歯痛が起こる原因

咀嚼筋の筋肉が硬くなると、痛みの原因となるトリガーポイントができます。

トリガーポイントは、痛みの発生点といい、少し離れた場所に痛みを出すのが特徴です。

  • 食いしばりで頭痛や歯痛が起こる原因
  • 食いしばりで頭痛や歯痛が起こる原因

この画像は、トリガーポイントによる痛みの分布を表したものです。

✖がトリガーポイントで赤が痛みを表します。

頭痛や歯痛に関わっていることがよくわかると思います。

  • 食いしばり➡咀嚼筋に疲労が蓄積➡トリガーポイントができる➡頭痛、歯痛が現れる

3.食いしばりによる頭痛や歯痛の治し方

食いしばりを治せば疲労の蓄積が防げますが、なかなか難しいと思います。

ストレスがかかったときや睡眠時は、無意識のうちに咀嚼筋が緊張し、自然と食いしばっているはずです。

そんなときは、トリガーポイントの鍼治療を受けることをおすすめします。

直接トリガーポイントを刺激して、痛みをとっていくのです。

中には、咀嚼筋だけでなく、首こりを併発しているケースも多くあります。

顎と首は繋がっており両方治療することで、相乗効果で頭痛や歯痛が改善していきます。

4.まとめ

いかがでしたか?

  1. 食いしばりで頭痛や歯痛が起こる原因は、咀嚼筋のトリガーポイント。
  2. トリガーポイント鍼治療が効果的。

食いしばりでお悩みの方は、ご連絡ください。

顎関節症について詳しくはこちら

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