- 何もしていないのに顎が疲れる!
- スポーツをしていると疲れてくる!
- 顎のマッサージをすると楽になる!
このような悩みはありませんか?
顎が疲れる原因は筋肉疲労です。
今以上、疲労が蓄積すると痛みになり、顎関節症を発症する可能性もあります。
この記事では、顎が疲れる原因となる筋肉疲労について解説しています。
是非、参考にしてみてください。
1.何もしていないのに顎の筋肉疲労?
何もしていないといっても、毎日食事をします。
日頃の日常生活の中で、顎を意識的に使うのは食事のときくらいです。
特に思い当たる原因がない場合は、睡眠時など無意識のときに顎の筋肉を使っている可能性があります。
1-1.歯ぎしり、歯の食いしばり
寝ているときは気づきませんが、朝起きたとき顎の疲れを感じることがあります。
睡眠時は、一番体がリラックスして、筋肉が休んでいるはずなのに、食いしばりによって必要以上に筋肉疲労します。
1-2.身体的、精神的なストレス
ストレスも顎の疲労と関係があります。
心だけでなく身体もストレスを受けると、筋肉が緊張して硬くなります。
人は、ストレスに耐えようと頑張り過ぎると、自然と顎に力が入り、体を守ろうと筋肉が戦闘モードに入ります。
持続的な筋肉の緊張は、顎の疲れをまねきます。
2.スポーツ時も食いしばりによって筋肉疲労
マラソンをしている方に、顎の疲労が多いようです。
スポーツ時は、最大限の力を発揮するため、強く噛みしめる場面が増えます。
そのため、顎が疲れる原因となります。
3.首こりも顎の疲れに関わる
首と顎は繋がっています。
首こりがあると、顎が引っ張られて疲れが溜まる原因となります。
デスクワークをしている方、普段同じ姿勢で生活することが多い方に顎の疲れが溜まりやすいのはそのためです。
4.顎の筋肉に疲労が溜まり続けると…
顎の筋肉は、咀嚼筋といい、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4つで成り立ちます。
咀嚼筋に疲労が持続すると、やがてトリガーポイントといって、痛みの原因ができてしまいます。
トリガーポイントは、筋肉にでき顎関節症の原因になります。
この図は、咀嚼筋にトリガーポイントができたとき、どこに痛みが出るかを表したものです。
✖がトリガーポイントで赤が痛みが出やすい場所になります。
顎だけでなく、耳や歯にも痛みが現れます。
ひどいときは、眼精疲労や頭痛にも関わりますので、早めの対処が必要です。
5.まとめ
いかがでしたか?
まだ痛みが出ていないからと安心してはいけません。
顎が疲れる症状は、トリガーポイントができる初期症状です。
顎の疲れでお悩みの方は、ご連絡ください。
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