【症例】左首の付け根がズキズキ痛む頚椎症 50代女性

主訴

  • 7年前くらいから首こりがあり、ここ2ヵ月首の付け根が毎日ズキズキ痛むようになった。
  • 整形外科では頚推症と診断され、リハビリと整骨院にも通院しているが変化がない。
  • 日常生活に支障が出てきているので、何とかならないかと当院へ来院。

症状

左首と後頭部の間付近に痛みが集中している。

日によって痛みの強さが違うが、ひどいときは首を動かすことができないほどの可動域制限がある。

寝返りが痛い。

首を後ろに倒すのが一番痛い。

トリガーポイント鍼療法

  • 胸鎖乳突筋トリガーポイント
  • 頭半棘筋トリガーポイント

施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、胸鎖乳突筋、頭板状筋、頚板状筋など。

エコー検査や触診の結果、胸鎖乳突筋と頭半棘筋の上方で圧痛と筋膜異常が確認できました。

その部分を中心にトリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:エコー下にてしっかり響かせる。

2回目:鍼治療後効いている感覚があった。可動域は広がっているが、痛みは残っている。

3回目:痛みがかなり軽減され、首こりがひどい感じ。

4回目:先週から痛みがない状態を維持できている。元々の首こりがある状態まで回復。

5回目:2週間後に来院。調子安定。終了。

まとめ

週1回の鍼治療を継続して行いました。

ここまで悪化したのは初めてだったそうです。

頚椎症でも筋膜異常から痛みが出ている場合がほとんどで、鍼治療で解決できます。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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