首こりで気持ち悪い!吐き気や頭痛を和らげるストレートネック改善法

  • 首こりがひどくて気持ち悪い。
  • 吐き気や頭痛、喉の違和感がある。
  • ストレートネックで首が凝りやすい。
  • ストレッチをすると悪化する感じがする。

このような悩みを抱えていませんか?

首の凝りだけでなく、吐き気や頭痛など諸症状が現れると辛いですよね。

首こりがひどい人ほど高確率でストレートネックになっています。

首こりを和らげるためには、ストレッチだけでなく、ストレートネックを改善することが大切です。

この記事では、首コリで気持ち悪い方のために、ストレートネックを改善する方法を解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.首こりで気持ち悪くなる理由

肩こりで悩んでいる人はたくさんいますが、その中の多くの方は、首の凝りも同時に自覚しています。

昔は、首こりという言葉が一般的ではなく、肩こりとしてまとめられていました。

その両者の違いは、肩はいくら凝っても神経症状を出しませんが、首は全身の不調を引き起こすことです。

1-1.首は脳の一部であり、架け橋である

首は脳の一部であり、脳と体を繋ぐ大切な架け橋です。

首の中心部には脊髄が通っていて、脳➡首➡背中➡腰へと全身に広がっています。

これらの神経がスムーズに働くことで、健康に過ごすことができています。

また、血液の通り道でもあり、とても大切な部分でもあります。

1-2.首の一つひとつの筋肉が弱い

首の筋肉は、他の筋肉に比べて、細くて互いに重なり合っています。

首は前後左右自由に動かせるように、とても小さな筋肉で成り立っています。

そのため、一つひとつの筋肉の力が弱いのです。

ましてや、一日中重たい頭を支えるために、ずっと働き続けています。

日々の疲労が蓄積する理由がわかります。

首の筋肉は、疲労しやすく、またその疲労を解消しにくいといった側面があるため、首こりが発生するのです。

1-3.首こりは自律神経機能のトラブルを起こしやすい

首は脳の一部、首がないと生きていけません。

首の奥は、自律神経機能に関わる大事な部分です。

自律神経は、生命を維持するために必要な機能をコントロールしている神経です。

首に異常が起きると、自律神経に関わるトラブルが発生しやすくなります。

例えば、吐き気、頭痛、めまい、動悸、血圧の変動など自律神経機能が乱れ、様々な不定愁訴が現れます。

2.首こりが原因で現れる症状

首こりは、別名「頚性神経筋症候群」といい、東京脳神経センターの松井孝嘉医師により名付けられた病気です。

その頚性神経筋症候群で現れる症状は、実に17つあるといわれています。

首こりが原因で起こる症状

頭痛、めまい、自律神経失調症、自律神経性うつ、パニック障害、慢性疲労症候群、更年期障害、血圧不安定症、ムチウチ症、ドライアイ、不眠症、多汗症、機能性胃腸症、過敏性腸症候群、機能性食道嚥下障害、VDT症候群、ドライマウス

3.首こりの原因になるストレートネックとは

首こりの原因になるストレートネックとは

首こりは、筋肉の凝りだけが原因ではなく、頚椎の異常が原因になることもあります。

その一つが「ストレートネック」です。

本来、首の骨はS字状に弯曲をしています。

この弯曲がクッションの役割として、頭の重みを分散してくれることで、首の筋肉に過度な負担がかからないような仕組みになっています。

しかし、普段の姿勢の悪さが引き金になって、頚椎の弯曲が失われると直線的な頚椎になってしまうのです。

この頚椎が真っすぐになった状態をストレートネックといいます。

ストレートネックになると、頭の重みをうまく分散することができなくなり、首の筋肉に大きな負担がかかります。

この状態が続いてしまうと、首の筋肉に異常が起こって首こりを発症します。

4.首こりによる気持ち悪さを和らげるストレートネック改善法

首を動かすと、気持ち悪さが増す方もいると思います。

そのような方は、行わないようにしてください。

また無理矢理伸ばしたりしないよう注意して実践してみてください。

首こりによる気持ち悪さを和らげるストレートネック改善法

1.まっすぐ椅子に座り、首の後ろにタオルを当てて両手で持ちます。

首こりによる気持ち悪さを和らげるストレートネック改善法

2.首全体を後ろに倒すのと同時に、タオルを前上方に引き上げます。

この姿勢を10秒キープします。

首こりによる気持ち悪さを和らげるストレートネック改善法

3.タオルは前上方に引き上げたままで、胸を張ると同時に、顎を喉に向かって引きます。

タオルが後ろに引かれそうになったら、その位置で止めて、20秒キープします。

顎を引くのが難しかったり、痛みが出る場合は、タオルを引く力を少し緩めてみてください。

3セット行います。

5.まとめ

いかがでしたか?

首こりが原因で気持ち悪くなる理由や首こり改善方法が理解できたと思います。

ここでご紹介したストレートネック改善法を実践してみてください。

もし改善しない場合は、ご連絡ください。

首こり(頚性神経筋症候群)について詳しくはこちら

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