【症例】背中の痛みと首こりと頭痛、精神的な落ち込み　20代女性

• ここ最近、背中の痛みと首こりに伴う頭痛がひどく、寝込むことが増えてきた。
• 中学生の頃に自律神経失調症と過敏性腸症候群になったことがあり、体に症状が現れると精神的に落ち込むのでしんどい。
• しっかり治したいと思い、当院へ来院。

頭痛は週3回ほど現れる。

後頭部と目の奥が痛い。

首～肩までのラインが特に凝る。

背中が痛いとメンタルにも堪える。

首の可動域は正常だが、横と後ろに倒すと痛い。

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、頭板状筋、頚板状筋、菱形筋、多裂筋など。

触診とエコー検査の結果、首から背中までの筋膜の癒着と深層にある多裂筋の硬さが背中の痛みと精神的な部分に関係していると推測できました。

そのため、その部分に対してトリガーポイント鍼療法を行いました。

1回目:しっかり響かせる。

2回目:相変わらず凝りと頭痛がひどい。背中がしんどくて精神的に落ち込む。

3回目:首の横と背中が辛い。

4回目:背中が一番痛くてしんどい。

5回目:相変わらず背中が痛い。天気によって頭痛が出る。

6回目:姿勢を良くするとしんどくなってくる。気分不良が続いている。

7回目:鍼治療後は楽だが、段々と悪くなってくる。

8回目:背中が一番辛い。

9回目:少し和らいできた。

10回目:風呂に浸かるようにしてから調子が良い気がする。

11回目:仕事中は痛みを感じるが調子が上向いている。

12回目:痛みの強さが小さくなっている。

13.14回目:まずまず。安定してきた。

15回目:調子が良い。精神的な落ち込みがなくなり、メンタルが安定している。定期的な治療を継続中。

症状によっては、メンタルの異常が現れることがあります。

痛みにより自律神経の調整がうまくいかなくなるからです。

自律神経の影響を受けやすい体質の方は、特に落ち込みが激しくなり鬱っぽくなることもあるので、早急に治療が必要です。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。