前かがみで腰が痛い原因と治療

前かがみで腰が痛い原因と治療
  • とにかく前かがみの姿勢になると腰が痛い!
  • 前かがみで腰が痛い原因を知りたい!

このような悩みを抱えていませんか?

捻りや反りでは痛くないのに、前かがみになったときだけ腰が痛くなることがあります。

前かがみの姿勢は、腰の筋肉が引き伸ばされることで痛みが出ます。

この記事は、前かがみで腰が痛い原因と治療について解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.前かがみで腰が痛い原因

前かがみで腰が痛い原因

腰は、前後左右、捻りなど多方面に動かすことができます。

この筋肉は、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)といい、腰の中で最も大きく広範囲にあり、腰を前後に動かす筋肉です。

そのため、前かがみで腰が痛い場合は、この脊柱起立筋が原因となります。

脊柱起立筋は、腰を後ろに反らす働きをします。

腰に手を当て、後ろに反らすとグッと盛り上がる筋肉が脊柱起立筋です。

この動きを収縮といいます。

逆に、前かがみになると脊柱起立筋が伸びる動きになります。

この動きを伸張といいます。

つまり、前かがみで腰が痛いということは、脊柱起立筋の伸張痛であるということです。

伸張痛の場合、

  • 筋膜同士の滑りが悪い(癒着)
  • 筋肉が付着している部分での痛み

この2点が痛みの原因となります。

筋肉は、複数の筋肉が重なり合っていて、その間に筋膜があります。

繰り返し動作や同じ姿勢が多いと、筋膜同士の滑りが悪くなり癒着します。

つまり、動きの制限が出るということです。

例えば、ストレッチをしたとき必要以上に伸ばすと痛みが出るはずです。

ストレッチでは、特に動きの制限がない状態での痛みであるのに対して、制限がある状態での前かがみでは、ちょっと曲げただけでも痛みが出ます。

簡単にいうと、筋膜の癒着のせいで前かがみになると腰が痛いということです。

また、前かがみになると一番ストレスを受ける場所は、筋肉が付着している部分です。

脊柱起立筋は、お尻付近に付着しているので、腰の下の方が痛い場合は、筋肉の付着部に原因があるといえます。

2.前かがみで腰が痛い場合の治療

当院では、筋肉や筋膜の痛みに対して、直接アプローチできるトリガーポイント鍼療法によって痛みの改善をはかります。

トリガーポイントとは、痛みの引き金になるポイントという意味です。

トリガーポイントは、筋肉や筋膜、軟部組織にできます。

前かがみで腰が痛い場合の治療

当院では、まず前かがみの姿勢になって、どこに痛みが出るのか確認をし、実際にエコーで筋膜の状態を診ます。

その方がより確実な鍼治療が実現できます。

3.まとめ

いかがでしたか?

前かがみで腰が痛い原因と治療が理解できたと思います。

腰痛でお悩みの方は、ご連絡ください。

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