自分で腰痛を治すには?ストレス解消のコツ

日本人の6人に1人は、何かしらの痛みに悩んでいると言われています。

その痛みの中でも「腰痛」を抱えている方が非常に多いです。

どのような患者さんが治療院に訪れているのか調べた結果、男性の1位は「腰痛」2位は「肩こり」女性の1位は「肩こり」2位は「腰痛」といった結果が出ました。

その中でも「腰痛」は、なかなかスッキリと治りにくい症状です。

今回は、その腰痛を自分で対処するコツを書いていきます。

1.腰痛の85%は原因不明である

腰痛の85%は原因不明である

痛みがあるのに原因不明というのは、そもそもおかしな話です。

簡単に説明すると、画像診断で異常があるかないかということです。

レントゲン検査、MRI検査で構造上の問題がある場合は、原因がわかるが、画像で原因が写らない場合は、原因不明となるのです。

原因の判断として、画像診断があるわけです。

そのため、ほとんどの腰痛は原因がわからないとなります。

原因がわからなくても不安になる必要はありません。画像で写らないものが腰痛の原因ですので、そこに対してアプローチしていけば、改善していきます。

2.腰痛を引き起こす主な原因

腰痛を引き起こす主な原因

普段の姿勢の悪さ、運動不足、逆に運動のし過ぎ、肥満、ストレスや疲労などがあります。

自分の生活習慣や環境を見直す必要がありそうです。

その中でも、ストレスに対する考え方や対応の仕方が必要かなと思います。

自分でできることで一番大切にしてほしいことは、「メンタル」です。

長年痛みと付き合っていると、気持ちの部分の影響が大きいので、思考を変えたり何かしらの対策が必要です。

3.軽めの運動を習慣化する

腰痛の改善と予防に一番効果的なのは、軽めの運動の習慣です。

適度な運動をすることでストレスが発散されます。

また、筋肉の柔軟性が高まったり、筋力が上がったり腰痛になりにくい体になっていきます。

そしてなにより地道に続けることが大切です。

少し運動したぐらいでは目に見える変化は現れません。

ストレッチやウォーキングなどから始め、ジムに通うのもいいでしょう。

4.ゆっくり入浴をする

風呂に浸からずシャワーだけですませていませんか?

湯ぶねに浸かることで、心身の疲れを癒してくれます。

また、体の血行が良くなり、腰痛の改善に効果的です。

体を温めることは、全身の筋肉の柔軟性が上がり、リラックスした状態を作ることができます。

5.しっかり睡眠をとる

1日6時間は睡眠をとるようにしましょう。

睡眠不足が続くと、心身の疲れがとれず翌日に疲れが残ってしまいます。

そのような生活を繰り返していると、ストレスが蓄積され、腰痛の改善の妨げになってしまいます。

リズム感のある生活を送ることを心がけましょう。

6.趣味の時間をつくる

好きなことをしている時間は、ストレスを解消するために良いことです。

また、趣味に打ち込んでいるときは、痛みを忘れていることもあるでしょう。

痛みのある生活の中でも自由に楽しむ時間をつくることが大切です。

7.笑う機会を増やす

常に痛みを抱えていると、笑う機会、楽しむ機会が少なくなってきます。

マイナスのイメージばかりでなく、プラスのイメージに変えていきましょう。

笑顔で過ごすことは、自分にとっても相手にとっても気持ちの良いことです。

楽しい会話、テレビなど見て楽しむことを心がけてみましょう。

8.生活環境を適度に変えてみる

同じ場所で同じことを続けていると、疲れやすくなってしまいます。

たまにはいつもの生活環境を変えて、買い物に行ったり少し遠出してみたり、新鮮な環境に身を置いてみるのもいいかもしれません。

そんな小さな変化が心身ともにリフレッシュでき、ストレスの蓄積を防いでくれます。

忙しい人は、周りの景色を見ながら散歩するだけでも気分転換になります。

9.まとめ

いかがでしたか。

自分で腰痛を治すには、体を動かすことはもちろんですが、前向きな気持ちになることも大切です。痛みを常に抱えているということは、いつも心身ともに緊張してしまっているということです。

自分にできることから始め、習慣化していきましょう。

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