【症例】寝返りが難しい打撲による腰痛 30代女性

主訴

  • 1週間前に転倒して腰を打った。
  • 病院で打撲と診断され様子を見ていたが、一向に痛みが引かない。
  • 寝返りが難しい、車の乗り降り、子どもの抱っこなど日常生活で痛みが出て困るということで来院。

症状

レントゲンでは骨に異常はなく、打撲。

エコー検査で炎症所見はなく、筋肉の過度な緊張を確認。

トリガーポイント鍼療法

  • 多裂筋トリガーポイント
  • 最長筋トリガーポイント

施術部位

多裂筋、最長筋、大殿筋など

エコーで炎症がなく、筋肉の過緊張が原因と考えられたため、多裂筋や最長筋に集中して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:少し触るだけでも筋肉の緊張が確認できるため、ゆっくりと刺入。

2回目:1週間後に来院。痛みがかなり減って、どの動きでもできるようになった。終了。

まとめ

2回鍼治療を行いました。

打撲による痛みには、エコーで炎症があるかどうか確認して行います。

炎症が確認できると、鍼治療で悪化するケースがあるので、行いません。

今回の症例では、炎症がとれても筋肉の緊張状態が続いていたため、鍼治療により筋肉が柔らかくなることで、痛みも消えていきました。

同じような症状でお困りの方は、ご連絡ください。

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