【症例】前かがみで腰が痛い慢性腰痛 30代男性

主訴

  • 10年以上前、野球のバッティングで腰を傷めて以来、慢性的な腰痛になっている。
  • それ以来、ぎっくり腰を年に数回するようになった。
  • 前かがみが一番辛い。

症状

・右に比べ、左腰が特に痛く、筋肉が凝り固まっている感じがする。

・前かがみになると、固まっている筋肉が引き伸ばされて痛みが出ている感覚あり。

・そのため、筋肉が伸びにくい。

・仕事は前かがみで長時間作業することが多いので、腰痛が治りにくい原因のひとつとなっている。

トリガーポイント鍼療法

前屈痛(左腰L3)、両回旋(―)、両側屈(+)、後屈+右回旋(左+)

多裂筋トリガーポイント

治療部位は、多裂筋、最長筋、腸肋筋、腰方形筋、殿筋群など、左をメインに集中的に鍼治療を行いました。

1~2回目:治療後、調子良かったが、3日後また痛くなった。

3回目:治療後、筋肉痛のような痛みがあり、3日後、筋肉痛が取れると同時に腰痛も楽になった。仕事での前かがみの姿勢も楽になり、仕事を続けることで痛みが元に戻ることは今のところない。

4~6回目:左腰の方が鍼の響きを強く感じる。以前に比べすごく良い。初回の痛みが10だとすると3。

7回目:ぎっくり腰のような痛みが出てきた。集中的に鍼治療をする。

8回目:前回の鍼治療後、とても調子が良い。少し不安感があるが、腰の持ちが良くなった。

9回目:左腰の固さが気になるが、良い。

長期の出張のため、一旦終了。

まとめ

まず、最初の5回は週1、その後2週間に1回の間隔で治療を行いました。

10年以上も前からの症状なので、腰痛の一番の原因となっている筋肉が凝り固まっており、まずはその筋肉を柔らかくすることを目標に治療しました。

筋肉が伸びにくい感覚があったので、鍼後はしっかりと目的の筋肉を伸ばすようにしてもらった結果、慢性腰痛も改善しました。

長年の症状は、鍼治療だけではなく、本人もしっかりとストレッチをしたり積極的に動かす努力をする必要があります。

痛いからと言って安静にするのは逆効果で、ある程度痛みがあっても動かした方が治りが良いケースが多いです。

慢性的な腰痛がある場合は、持ちの良い腰を作ることを目標に治療しています。

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