【症例】腰を曲げる、立ち上がるときの腰の痛み 30代女性

主訴

  • 2週間前から腰が痛い。
  • 1年前に引っ越し作業で腰が痛くなり、その後症状は出ていなかった。
  • 2週間前にテニスをして、1年前と同じ腰痛が再発した。
  • 病院でロキソニンを処方され服用すると、痛みが和らぐが薬がきれると痛みが出る。
  • 根本的に治したいと思い、テニスサークルの知人の紹介で来院。

症状

安静時は痛くない。

前かがみが痛い。

椅子から立ち上がるときが痛い。

後ろに腰を反る動きが一番痛い。

腰の捻りは痛くない。

トリガーポイント鍼療法

  • 多裂筋トリガーポイント
  • 最長筋トリガーポイント

施術部位

多裂筋、最長筋、大殿筋など

エコー評価や運動検査の結果、仙骨部の多裂筋トリガーポイントが原因と考え施術しました。

仙骨は骨盤の高さにあり、腰痛でもお尻に近い腰に痛みが出やすい傾向です。

症状経過

1回目:細い鍼で刺激を入れる。

2回目:2週間後に来院。テニスは中止している。前かがみと後ろに反る動きは痛い。

3回目:2週間後に来院。だいぶ楽になってきた。

4回目:2週間後に来院。何かの瞬間に痛みがある。前かがみのみ痛い。

5回目:2週間後に来院。洗顔時の前かがみのみ痛い。

6回目:1ヵ月後に来院。完璧ではないが、大丈夫。

まとめ

2週間に1回の治療を継続し改善しました。

一度腰を痛めると、冷え、繰り返し動作、同じ姿勢での負担などによって再発することがあります。

再発したら焦らず鍼治療を受けてください。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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