腰痛と股関節痛の関係とは?

  • 腰痛持ちだけど、股関節まで痛くなってきた!
  • 腰痛と股関節痛って関係がある?
  • これは坐骨神経痛?

このような悩みを抱えていませんか?

腰も股関節も痛いと辛いですよね。

腰痛と股関節痛は、関係があります。

この記事では、腰痛と股関節痛の関係を解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.腰と股関節に痛みが出る病気

  • 坐骨神経痛…坐骨神経は、腰から骨盤を通り下半身にかけて走行しており、圧迫や刺激によって痛みやしびれを引き起こす症状。股関節の後面や外側が痛むことが多いが、前面も痛むことがある。
  • 腰椎椎間板ヘルニア…腰骨の間にある椎間板は、衝撃を和らげるクッションの役割をしている。その椎間板の中に髄核というものがあり、その髄核が押し出されて脊柱管の中の神経を圧迫することで、痛みやしびれが現れる。股関節周りに痛みやしびれを感じることもある。
  • 腰部脊柱管狭窄症…脊柱管には、背骨の間を通っている脊髄神経がある。その神経が脊柱管が狭くなることで圧迫され、痛みやしびれ、麻痺、歩行障害が現れる。股関節周りに痛みやしびれを感じることもある。加齢により50代以降に発症しやすい。

上記のような症状があると、日常生活の中で痛みのために動きが制限されてしまいます。

その結果、腰や股関節やおしりの筋肉が硬くなって柔軟性がなくなり、股関節周辺に痛みを感じるようになります。

腰と股関節は繋がっていますので、腰痛から股関節の痛みに移行することがあります。

このような筋肉に原因がある股関節の痛みは、腰や股関節周りにできるトリガーポイントが関係しています。

2.腰と股関節のトリガーポイント

坐骨神経痛やヘルニアによって股関節に痛みが出ている場合でも、腰や股関節のトリガーポイントが関係していることがあります。

トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。

銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。

その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。

痛みの原因がトリガーポイントであり、症状が関連痛です。

痛い場所と痛みの原因が一致しないことがトリガーポイントの特徴です。

  • 腰と股関節のトリガーポイント
  • 腰と股関節のトリガーポイント

✖がトリガーポイントで、赤が痛みの場所です。

腰痛と股関節痛が深く関わっているのが理解できると思います。

3.まとめ

いかがでしたか?

腰痛と股関節痛の関係を解説しました。

早期に改善するにはトリガーポイント治療を受ける必要があります。

腰痛と股関節痛でお悩みの方は、ご連絡ください。

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