【症例】キックやジャンプで痛い股関節痛 60代男性

主訴

  • 1年前にトレーニング中に股関節を傷めた。
  • スクワットなどの筋トレ時よりも有酸素運動時のキックやジャンプで痛い。
  • 症状に波があり、ある程度良くなるとトレーニングを再開してまた悪くなるので、根本的に治したいと当院へ来院。

症状

キックやジャンプで痛い。

日常生活では長時間の歩行が辛い。

トリガーポイント鍼療法

  • 大腿筋膜張筋トリガーポイント
  • 大殿筋トリガーポイント
  • 中殿筋トリガーポイント

施術部位

大腿筋膜張筋、大殿筋、中殿筋、腸腰筋など。

股関節の痛みは基本、鼡径部付近にありましたが、運動検査や触診の結果、股関節の外側にある大腿筋膜張筋やお尻にある大殿筋、中殿筋の硬さなど股関節全体に原因があると判断しました。

まず、仰向けで鼡径部にある腸腰筋、次に横向きでお尻の筋肉に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。鍼の反応が鋭い。

2回目:鍼治療後、楽になった。

3回目:歩行時の痛みが半減した。

4回目:現状維持。

5回目:10分程歩くと少し痛みが出始める。

6回目:歩行時に痛みが減少。階段の昇降時に痛みあり。

7回目:1ヵ月後に来院。状態維持できている。

8~11回目:1ヵ月間隔で来院。長時間歩いても大丈夫。調子良い。一旦様子見。

まとめ

週1回、または2週間に1回の鍼治療を継続して行い、良くなったところで月1回にして様子を見ながら完治としました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

なかいし鍼灸院