股関節内側の痛みの原因は?スポーツ選手に多い症状とは?

  • 股関節の内側が痛い!
  • ランニングやサッカー、筋トレで痛めた!
  • 骨には異常がなかった!

このような悩みを抱えていませんか?

今後スポーツを続けていくためには、今ある症状の原因を理解することが大切です。

この記事では、股関節内側の痛みの原因について解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.股関節内側の痛みの原因

1-1.鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)

鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)

サッカーをしている人に多い症状です。

鼠径部内側の痛みが特徴で、内転筋、陰部、下腹部、坐骨など幅広く痛みが現れます。

体幹部と下半身がうまく連動して動かすことができず、その繰り返しが股関節に負担をかけることで発症します。

慢性化してしまうと、治療期間が長期を要します。

サッカーに多い股関節内側の痛みは、鼠径部痛症候群(グロインペイン)をご参照ください。

1-2.内転筋の痛み

内転筋の痛み

特にサッカーのインサイドキック時のみ痛い場合は、内転筋の痛みです。

鼠径部の一番内側にある筋肉で、陰部の付近にあります。

股関節の最も内側が痛いときは、内転筋を疑いましょう。

股関節を外側に広げて触ると、大きなゴリゴリした内転筋の腱が触れます。

その部分が痛ければ内転筋の腱の痛みです。

1-3.腸腰筋の痛み

腸腰筋の痛み

腸腰筋とは腰の奥から鼠径部を通り大腿骨に付く筋肉です。

腰を前に屈めたり、腰の安定に関わります。

また、太ももを上げる動きもするので、マラソンランナーや無理な筋トレなどで痛めやすいです。

腰を前に倒して、太ももを90度上げると痛い場合は、腸腰筋の痛みの可能性があります。

ここには、大腿動脈や大事な神経があるので、痛い場所を触って刺激を入れないようにしましょう。

1-4.大腿直筋の痛み

大腿直筋の痛み

鼠径部の中央やや外側に大腿直筋があります。

太ももの前を伸ばす無理なストレッチやスタットダッシュ時に痛めやすい場所です。

ヨガや筋トレを始めて間もない人に多い印象です。

腸腰筋と区別がつきにくいかもしれませんが、腸腰筋より外側にあります。

無理にストレッチすると、痛みがひどくなりますので、必要以上に伸ばすことはやめましょう。

2.股関節内側が痛いときは?

とにかく運動を控えることが大切です。

オーバートレーニングにより痛みが出ているわけですから、無理しても症状が長引くだけです。

そのようなときは鍼治療がおすすめです。

股関節の痛みは、腱の痛みです。

腱は、元々血行が悪いので自然治癒するには時間がかかります。

鍼治療は、組織の血行を良くし、痛みの改善に役立ちます。

早期に治したい人は、鍼治療を受けてみてください。

3.まとめ

いかがでしたか?

股関節内側の痛みの原因を解説しました。

症状が長引いている方は、ご連絡ください。

股関節の痛みについて詳しくはこちら

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