【症例】お尻、坐骨の痛み 60代男性

主訴

  • 4年前から両方のお尻と坐骨ともも裏が痛くなった。
  • 整形外科でレントゲン、MRI検査をするも異常がなかった。
  • 何としても治したとの思いで当院へ来院。

症状

椅子に座っていると坐骨を中心に痛みが広がっていく。

仰向けで寝ると、お尻がジリジリ痛い。

歩行時は、もも裏が怠くなり次第に痛くなってくる。

トリガーポイント鍼療法

  • ハムストトリガーポイント
  • 大殿筋トリガーポイント

施術部位

腰部、大殿筋、中殿筋、仙結節靭帯、ハムストなど。

お尻の筋肉を中心に、その奥にある仙結節靭帯まで、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:鍼の響きが強い。

2~4回目:まだ変化なし。

5回目:初回に比べ、少しずつ良くなっている実感はある。

6.7回目:座位での痛みが軽減している。

8回目:痛だるい痛みがだるいに変化。

9回目:現状維持。

10.11回目:座位が楽になった。

12回目:今までで一番調子が良かった。

13.14回目:良い状態をキープしている。

15回目:だるさが増してしまった。

16回目:歩行時の痛みがなくなった。

17~22回目:現状維持。

23~25回目:状態が悪化した。

26~29回目:調子が回復した。

30~33回目:調子がまた悪くなった。

34回目:良い日が増えてきた。

35回目~:2年くらい通院。状態が安定してきたので一旦終了とする。

まとめ

ータル2年8ヵ月通院していただきました。

良くなったり悪くなったりを繰り返し、一進一退の状態から、1年経過したあたりから、良い状態を維持できるようになりました。

現在は治療を卒業し現状維持できているようです。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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