【症例】ランニングでしびれがひどくなる坐骨神経痛 60代男性

主訴

  • 2年前に左坐骨神経痛と診断。
  • マラソン歴が長く、毎日ランニングをしているが、しびれがひどくなる。
  • 今は、常にしびれている。
  • 痛みはない。
  • 走れないので、ウォーキングをしている。
  • ストレッチは、毎朝20分はしている。
  • 少しでもしびれを減らし、ランニングを再開したいと思い、県外から来院。

症状

左太もも前と外側にしびれ。

仕事で立ったり座ったりしているので、中腰姿勢で腰もだるい。

中腰、立つ瞬間、朝方にしびれを強く感じる。

2分ほど走ると、しびれが強くなる。

トリガーポイント鍼療法

  • 大腿筋膜張筋トリガーポイント
  • 大殿筋トリガーポイント

施術部位

多裂筋、最長筋、大殿筋、中殿筋、大腿筋膜張筋、腸腰筋、大腿四頭筋など

坐骨神経痛は、腰とお尻の筋肉をメインに施術していきますが、ランニング歴が長いため、股関節を上げる筋肉である腸腰筋も原因と考え、施術していきました。

腸腰筋は、腰を前に屈めたり、足を上げたりする筋肉で、長年症状がとれない方は、トリガーポイントが潜んでいることが多いです。

症状経過

1回目:県外なので月1の通院。鍼の刺激量も強めに施術。

2回目:お尻は調子いい。しびれが膝下に移動。少しずつランニングができそうとのこと。

3回目:草むしりにより腰が少し硬くなった。太もものしびれより膝下が気になる。ランニングを再開し、太もものしびれもないとのこと。一旦終了。

まとめ

本来なら、週1で治療したところですが、遠方のため月1でした。

しかし月1の治療でもしっかり効果が現れ、ランニングもできるようになりました。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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