【症例】過敏性腸症候群と腹痛、腰痛 60代女性

主訴

  • 4年前から腰痛と膝痛を抱えており、同時に腹痛、便秘となった。
  • 確定診断は出ていないが、過敏性腸症候群では?と言われている。
  • 今一番気になるのは、腹痛と腰痛である。

症状

食欲はある。

運動をすると排便しやすい。

腹痛は常にあり、痛みは弱い。

右に腰を倒すと左の腹部が痛い。(普段痛い場所と一致する)

左の腸肋筋(腰の外側)の圧痛あり。

トリガーポイント鍼療法

  • トリガーポイント鍼療法
  • トリガーポイント鍼療法

施術部位

腸肋筋、腹斜筋、多裂筋、大殿筋、中殿筋など。

検査の結果、腹痛は腰と横腹の筋肉からきている可能性がありました。

過敏性腸症候群は自律神経の異常が原因なので、自律神経の調節と同時に腹痛と腰痛に関係する部分に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:前回の鍼治療5日目から今日まで調子が良い。

3回目:腹痛が少しある。脇腹に凝りがある感じがする。

4回目:痛みが違和感に変わった。

5回目:調子良い。様子見。

まとめ

過敏性腸症候群の症状は、便秘、下痢、腹痛など人によって様々です。

通常の治り方は、劇的に変化することなく少しずつ良くなっていくケース、初回から変化なく10回目くらいから効いてくるケースなどあります。

短期間で治ることはほぼありませんので、根気強く続けていくことが大切です。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

過敏性腸症候群について詳しくはこちら

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