【症例】腰椎椎間板ヘルニアとすべり症と診断された高校球児 10代男性

主訴

  • 4か月前から症状が出ている
  • 試合中に痛め、3か月前に整形外科で腰椎椎間板ヘルニアとすべり症と診断された
  • 腰を捻ったり、屈んだり、反ったりするときに痛む
  • 病院でのリハビリやマッサージなどしたが、あまり変化がない。
  • ポジションはショートである
  • 野球部監督の紹介で来院

症状

右の方が痛みが強い。

スイング(右投げ右打ち)で痛い。

左回旋で右腰が痛い。以前は左腰が痛かった。

前屈、後屈どちらも痛みがある。

 

トリガーポイント鍼療法

県外からの来院のため、来れる範囲でお願いしました。

【治療部位】

多裂筋、最長筋、大殿筋など

多裂筋トリガーポイント

多裂筋トリガーポイントと、

大殿筋トリガーポイント

大殿筋トリガーポイントが原因でした。

1回目:鍼の響きがとても強く出る。腰部の緊張も強く入る。

2回目:3週間後に来院。初めの痛みが10だとすると直後に2になり、間隔が空いて今は4である。

3回目:左腰のみ痛い。今日は、肩も痛いので肩も追加。

現在、経過観察中。

連絡がないので、おそらく良くなったのだと思います。

高校生で運動部に所属している子は、筋肉の状態(代謝など)が良いので、重度の症状でない限り、鍼の効果がすぐ出ることが多いです。

ヘルニアやすべり症という診断がされていますが、痛み自体は筋肉から出ている症状なので、十分良くなります。

 

変形性腰椎症・腰椎分離すべり症について詳しくはこちら

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