肩こりによる目の痛みや頭痛を和らげるツボ

  • 肩こりがひどくて目が痛い!
  • デスクワークで眼精疲労が辛い!
  • 目の奥が痛くて頭痛や吐き気もする!

このような悩みを抱えていませんか?

パソコンのモニターをずっと見続けていると目が疲れてきます。

そんなとき、自分でケアする方法を知っておくと便利です。

この記事では、肩こりによる目の痛みや頭痛を和らげるツボを解説しています。

是非、参考にしてみてください。

1.目の痛みは肩こりからくる

1-1.目も筋肉で動いている

目も筋肉で動いています。

目を動かす筋肉は、外眼筋といい、内直筋、外直筋、上直筋、下直筋、上斜筋、下斜筋の6つあります。

両目合わせると、12の小さな筋肉がバランスをとりながら働いています。

しかし、パソコンのモニターを見続けていると、目の動きがなくなり、外眼筋が筋肉疲労を起こします。

長時間同じ距離感で目のピントを合わせたままの状態なので、目の機能がフリーズしてしまうのです。

特に、視力が低い人は、余計目が疲れることになります。

目の筋肉も肩こりと同じように凝りができ、眼精疲労の元になります。

1-2.首こりが目の神経を圧迫する

首こりが目の神経を圧迫する

首がよく凝る人は、目の神経を圧迫している可能性も考えられます。

首には、後頭下筋群という筋肉があります。

後頭下筋群は、大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋の4つ筋肉で構成されています。

この後頭下筋群がある場所には、目、頭、耳に繋がる神経が密集しています。

そのため、後頭下筋群が凝り固まると、それらの神経を圧迫することにより、目の疲れやかすみ、頭痛や耳鳴りといった症状が現れます。

1-3.後頭下筋のこりが眼精疲労の元

後頭下筋のこりが眼精疲労の元

後頭下筋群は、長時間座ることで凝ります。

このように、猫背で前傾姿勢、顎が上がっていませんか?

この姿勢を続けていると、頭の重みが後頭下筋群に一気にかかり、ギュッと凝り固まってしまいます。

そしてその状態で、同じものを見続けることで悪化します。

また、後頭下筋群は、目の動きとともに動くので、凝りがひどくなると眼精疲労の元になります。

2.目の痛みや頭痛を和らげるツボ

2-1.ツボ①後頭下筋群

ツボ①後頭下筋群

髪の生え際の両サイドに窪みがあり、この奥に後頭下筋群があります。

まず、この窪みに親指を入れる。(右の窪みなら右親指を入れる)

親指の腹を後頭部の骨に向かって5秒圧迫する。

肘を机について圧迫すると、より刺激が奥に届く。

窪みに親指を入れるとき、親指の腹は頭の方に向けるのがコツ。

ツボがわかりにくい場合は、親指の角度や圧をかける方向を少し変えてみる。

数㎜変えるだけでも刺激の入り方が変わってくるので、微妙に角度を変えながら、効くポイントを探す。

2-2.ツボ②側頭筋

ツボ②側頭筋

こめかみ辺りに位置し、グッと噛むと少し筋肉が盛り上がる場所です。

眉毛の外側と目の外側を一直線に引くと交わる場所がツボ。

垂直に5秒圧迫する。

眼精疲労だけでなく、頭痛にも効果的。

2-3.ツボ③胸鎖乳突筋

ツボ③胸鎖乳突筋

首の真横に大きな筋肉があります。

鎖骨の内側から耳の後ろの骨についている胸鎖乳突筋です。

まず、鎖骨の内側の上から耳の後ろに向かって筋肉を摘まんでいく。

一番響くポイントを探し、5秒圧迫する。

胸鎖乳突筋の中央から耳付近が響きやすい。

人それぞれツボが違うので、押したときズーンと響く場所を探す。

効いている感覚があればそこを圧迫する。

痛い!不快な感覚なら体に合わないのですぐやめる。(痛いけど気持ちいい!ずっと押しておきたい!このような感覚なら続けると効果的)

3.まとめ

いかがでしたか?

肩こりによる目の痛みや頭痛を和らげるツボをご紹介しました。

ツボ押しは、仕事の合間にできるので、是非実践してみてください。

それでも辛い症状が続くようでしたら、ご連絡ください。

運営者情報

運営者情報
会社名 株式会社HARI51「なかいし鍼灸院」
代表者 代表取締役・院長 中石真人
経歴 高陽東高校→明治鍼灸大学→朝日医療専門学校

トリガーポイント・ファシアリリース専門鍼灸院として、症状の改善はもちろん、自分の健康を自分の力でコントロールできる人を一人でも多く増やすことを理念に掲げ、日々施術にあたっている。

資格 鍼灸師・柔道整復師
創業 平成24年9月3日
所在地 広島市中区上八丁堀4-28松田ハイツ702
電話 050-1255-9166

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