【症例】コロナ自粛で体重増加に伴う腰痛と坐骨神経痛　50代女性

• コロナ自粛で運動ができなくなり、体重が増加したあたりから、元々ある腰痛と坐骨神経痛が悪化した。
• ウォーキングも長くできなくなり、日常生活にも不便が出てくるようになってきた。
• 2ヵ月前から少しずつ悪化ぎみで、普段はスポーツ整体でケアをしているが、追い付かなくなったため、当院へ来院。

起床後に痛みが強い。

痛みの範囲は、腰、お尻、太もも裏からふくらはぎまで、両足全体。

痛みの質は、ズキッとくる鋭い痛み。

腰回りは鈍痛が持続しており、座っているときの方が痛みは強い。

しびれはない。

多裂筋、大殿筋、中殿筋、梨状筋、ハムスト、腓腹筋、腓骨筋など。

触診にて腰から足まで全体的に筋肉が張っており、パンパンな状態でした。

そのため、腰から足までトリガーポイント鍼療法を行いました。

1回目:鍼治療は初めてだが、しっかり響かせる。

2回目:全体的には変化はないが、鍼治療日の夜は体がだるく、翌日は朝の激痛がなかった。

3回目:ゴルフはできるが、起床後が特に痛く、1時間程時間をおくと動き出せる状態。

4回目:痛み止め飲まないとしんどいが、一番悪いときより痛みは軽減している。

5回目:良くなっている。3日間薬を飲んでいない。

6回目:ゴルフを2日続けて張りが強い。

7回目:起床後の痛みは、鍼治療の翌日からほぼなくなった。

8.9回目:安定している。朝の痛みもなし。今後はゴルフによる筋肉の張りやメンテナンスとして継続する。

10～52回目:メンテナンス継続。調子が良く一旦終了。

元々、体のメンテナンスはしっかりされていた方です。

しかし、コロナであらゆる分野が自粛となっていた時期で、日頃から続けていた運動や仕事が自粛となり、体を動かす機会が減りました。

そのため、体重が増加し、古傷の腰痛と坐骨神経痛が悪化した状態でした。

初回から週1回の鍼治療を継続し、5回目あたりが調子の良い日が増えてきました。

その後趣味のゴルフのため、メンテナンス感覚での治療を続けました。

おそらく、治療を続けながらゴルフをしないと再発する可能性が高かったと思います。

現在は、最終来院日から半年経過しておりますので、治療なしでも大丈夫な状態と推測できます。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。