【症例】眼精疲労に鍼治療が効果的だった一症例 20代男性

主訴

  • 元々視力が悪く、目の奥が痛くなっていた。(パソコンを長時間使用している)
  • 5日前から眼精疲労が強く、最近は常に目が疲れている。
  • 眼科でビタミン剤やアレルギーの目薬を処方してもらい対処しているが良くならない。
  • 首や肩を揉むと楽になるので「これは目の問題ではないのでは?」と思い、妻がネットで「眼精疲労には鍼が良い」と書いているのを教えてくれて当院へ来院。

症状

右目の奥が一番痛くなる。

首や肩、側頭部をマッサージすると楽になる。

眼精疲労と同時に頭痛もあり、右目の奥と側頭部に響く。

トリガーポイント鍼療法

  • トリガーポイント鍼療法
  • トリガーポイント鍼療法

施術部位

僧帽筋、頭半棘筋、頭板状筋、側頭筋、頚板状筋、目の周りの筋など。

エコー検査の結果、後頭部にある頭半棘筋の緊張が強く、首から側頭部痛や眼精疲労に繋がっていると考え、首肩や頭の筋肉に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。かなり反応が良い。

2回目:かなり良くなった。鍼の2.3日後が最高に良かったが、また症状が出てきている。

3回目:調子が良かったが、昨日のゴルフ後から頭痛と眼精疲労が一気に出てきた。

4回目:楽になっている。鍼治療の効果の持続が長くなってきた。

5回目:少し良くなった。

6回目:仕事が忙しく1ヵ月以上空いて来院。なかなか来れなかったのでしんどかった。特にこの一週間がしんどい。

7回目:前回がかなりひどかったが、今回は調子が良い。月1回継続中。

まとめ

鍼治療の反応が良く、一回の治療でも最大限の効果が出ていました。

眼精疲労の原因としては、デスクワークによるパソコン作業です。

首と目は繋がっているので、首こりから目へ、目の疲れから首が凝って辛い状態となります。

月1回の鍼治療で凝りをリセットすることが理想的です。

今後仕事を続けていくためには月1回のケアでうまく付き合っていくことが大切です。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

首こり(頚性神経筋症候群)について詳しくはこちら

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