【症例】めまいと不安神経症 30代女性

主訴

  • コロナ中ぐらいから不安感が出て、たまに安定剤を服用している。
  • 1週間前から突然めまいを発症し、困っている。
  • 外出するのが不安である。
  • 家にいても一人だと不安になる。
  • 積極的に動くことができないのが辛い。
  • セルフケアとしてお灸をしているが、このままではいけないと思い、当院へ来院。

症状

メイン症状は、めまいである。

めまいの質は、平衡感覚がおかしい、真っすぐ立っていても斜めになっている感じ。

何かに集中しているときは良いが、いろいろ考え事をしているときにめまいが出やすい。

首や肩が凝りやすいのも原因と考えている。

トリガーポイント鍼療法

  • トリガーポイント鍼療法
  • トリガーポイント鍼療法

施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、頚板状筋、菱形筋など。

触診とエコー検査の結果、メンタルや体の緊張から首や肩の筋肉が硬くなっていました。

その結果、自律神経のバランスが崩れてめまいが発症したと推測されました。

その緊張部分に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:鍼治療の痛みに対して不安感が強かったため、一番細い鍼で弱い刺激で行う。

2回目:鍼治療3日後くらいから良くなってきた感じがする。

3回目:かなり調子がよくなり、めまいが減った。

4回目:薬飲まずに一週間過ごせた。

5回目:めまいが完全になくなった。不安神経症の安定剤も服用せずに過ごせている。不安神経症の改善を目指し、月1回で治療を継続する。

まとめ

めまいが発症してから早期に来院されたので、改善スピードが早かったです。

不安神経症で安定剤を服用しなくてすむように今後は治療を継続していき、積極的に外出ができることを目指していきます。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

メニエール病・めまいについて詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

なかいし鍼灸院