【症例】夜痛みが増す腰痛　30代女性

• 朝は痛みはないが、夜になると左腰から足まで痛みが強くなる。
• 過去3度ぎっくり腰を経験し、いつも同じ場所が痛くなる。
• 今までは整体や鍼などで痛みがなくなっても半年経つと再発するのを繰り返しているので、根本的に治したいと当院へ来院。

左仙骨外縁を中心にお尻、太もも外側へ痛みとしびれ、張り感が出る。

夜痛みがひどくなると気分の落ち込みがある。

痛みに対して過敏になっている。

痛みの質は、だるい、響く、重い感じ。

多裂筋、最長筋、大殿筋、中殿筋、腸脛靭帯など。

触診とエコー検査の結果、筋膜の癒着具合に左右差があり、左の大殿筋付着部に根本的な痛みの原因があることがわかりました。

そこから全体に痛みが広がっている可能性があり、その部分を中心にトリガーポイント鍼療法を行いました。

1回目:しっかり響かせる。

2回目:少し痛みが減った。

3回目:鍼治療2日目から腰が楽になったが、今度は首と肩の凝りが気になるようになったので、そこも追加する。

4回目:少し腰に痛みが出てきた。

5回目:調子が良くなっている。

6回目:現状維持。

7～9回目:疲れてくると腰のだるさが出てきた。

10回目:調子良い。

11回目:前回より調子良い。

12回目:全体的に筋肉が硬くなっているような感じがする。

13回目:背中に痛みが出ている。

14.15回目:違和感がある。

16回目:違和感がなくなった。

17回目:カイロをあてたり温めると良い感じ。

18.19回目:調子が良い。安定している。夜間痛は一切なくなり、気分も良い。

20～52回目:月1.2回の定期的なメンテナンスとする。現在も継続中でその間痛みや違和感など出ることもあるが、自己回復できるようになり、月1.2回で十分維持できている。

毎回同じ部位が痛くなるぎっくり腰は、普段の姿勢の癖で同じ場所に負荷がかかり続けることで筋膜上にトリガーポイントが形成されます。

その部分を特定して治療していけば、再発しにくくなります。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。