【症例】バーベルスクワットで痛めて持続する腰痛 40代男性

主訴

  • 3年前にバーベルスクワットで腰を痛めて以来、慢性的な腰痛を抱えている。
  • 2ヵ月前から週5回整骨院へ通院しているけど、良くならない。
  • 現在、筋トレも制限しており、根本的に治して楽しい生活を楽しみたいとのことで、当院へ来院。

症状

痛みを感じる部分は右のお尻付近。

座位からの立ち上がり、動作の開始時に痛みが出る。

腰を横に倒すと多少の張り感があるが、腰の動きにおいて痛みはない。

坐骨神経痛のような感覚がする。

トリガーポイント鍼療法

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  • トリガーポイント鍼療法

施術部位

多裂筋、最長筋、大殿筋、中殿筋など。

触診とエコー検査の結果、上位と仙骨部分の多裂筋、大殿筋に筋膜の癒着が確認できました。

その部分に対して、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:鍼治療直後は良かった。右をかばうことで左も張り感が出てきた。

3回目:ゴルフをした次の日はしんどい。

4回目:全体的には良くなっている気がするが、痛みが上下する。

5回目:痛みに波があるが、いい日が増えてきている。

6回目:今までで一番良い。立ち上がりでの痛みがなくなった。痛みの部位が腰と骨盤の境目に移動した。

7回目:ジムに行った翌日の張り感がなくなった。ゴルフ後の痛みもなくなっている。

8回目:筋トレも少しずつ負荷をかけていく。今の体の状態は腰痛になる以前の感覚に近い。

9.10回目:良い状態を維持している。

11回目:ゴルフや筋トレを楽しめるくらい腰痛が改善した。

12回目:1ヵ月ぶりに来院。多少の張りはあるが、調子良い。

まとめ

筋トレやゴルフを痛みなく楽しめるようにと目標を設定して、日に日に良くなっていきました。

現在は、多少の張り感があるものの、腰痛になる以前の感覚に戻り、楽しんで生活を送れているようです。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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