【症例】首を捻ってから続く左腕から親指と人差し指までのしびれ 40代女性

主訴

  • 以前当院へ来院されており、3年ぶりの来院。
  • その後調子が良く足が遠のいていたが、1ヵ月前に変な感じで首を捻って以降、左腕~親指と人差し指までがしびれている。
  • 元々悪かった古傷がまた悪くなってきたイメージ。

症状

首を前に倒すとしびれがひどくなると同時に首すじが突っ張る。

昨日あたりから息苦しさも出てきている。

肩甲骨周りの凝りがひどい。

トリガーポイント鍼療法

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施術部位

僧帽筋、肩甲挙筋、頚板状筋、頭半棘筋、菱形筋、多裂筋、三角筋、前腕伸筋など。

運動検査、触診、エコー検査の結果、首と肩の付け根にある頚板状筋や背中の菱形筋や奥にある多裂筋に原因があると推測できました。

つまり、筋膜の異常によるしびれであると判断し、トリガーポイント鍼療法を行いました。

症状経過

1回目:しっかり響かせる。

2回目:少し緩和されたが、まだしびれがある。

3回目:少しずつ良くなっている実感がある。

4回目:疲れてくると首周りが硬くなる。

5回目:息苦しさはなくなった。良くなっている。

6回目:首と肩の付け根に凝りはあるが、かなり筋肉の凝りがとれた。しびれもほぼ気にならなくなった。

まとめ

神経の問題ではなく、首の筋膜異常による指のしびれでした。

筋膜は全身に繋がっているので、首が悪い場合は手まで広がっていきます。

同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。

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